風船忍者ゴムビ・ローン

「俺様にイカヅチの技は通じないガス」

【名前】 風船忍者ゴムビ・ローン
【読み方】 ふうせんにんじゃごむび・ろーん
【声】 長嶝高士
【登場作品】 忍風戦隊ハリケンジャー
【登場話】 巻之三十八「魔剣とふうせん」
【所属】 宇宙忍群ジャカンジャ/サタラクラ仮面忍者軍団
【分類】 仮面忍者
【出身星】 惑星ラバーグン
【好物】 スペシャル・ゴムそば
宇宙忍者ファイル】 住まいは宇宙の大分外れの方
【人体モチーフ】
【器物モチーフ】 風船
【その他のモチーフ】 ヘッドホン
【名前の由来】 ゴムビロ~ンと伸びる

【詳細】

忍狼獣ファングールを倒され、謹慎を命じられていた六の槍 サタラクラが呼び寄せた仮面忍者。

たった1発で3台の自動車を爆破してしまう細長い風船状のミサイルを飛ばす「宇宙忍法・風船ミサイル」という得意技を使う。
身体はゴムのように弾力がある為に相手の攻撃を軽く弾き返し、伸縮自在の両手の鞭で縛り上げた相手を締め付け、ゴム製のおにぎり「ゴムすび」を人間に食べさせる事で身体を風船のように膨らませ、膨らんだ身体の中には徐々に腐敗ガスが溜まる。

寄生要塞センティピードに来た際は小包に入り、運賃を節約した(一の槍 フラビージョ四の槍 ウェンディーヌ曰く「セコい」)。
ゴムすびを食べさせた人々を膨らませた後に破裂させ、体内の腐敗ガスを世界中にばら撒く事で地球を腐らせようと目論む。

サタラクラと共にゴムすびを人々に素早く食べさせ、駆け付けたハリケンジャーとカブトライジャーを両手の鞭と風船ミサイルで攻撃する。
遅れて駆け付けたクワガライジャーの超忍法・牙稲妻に怯み、クワガライジャーの持つ鬼雷丸を見たサタラクラは作戦変更を提案し、彼の撤退後に「自らが迅雷流」という誇りから疾風流と協力しないクワガライジャーの攻撃を受けると自身も撤退する。

再出現した際はゴムすびを食べた人々の身体を膨らませ、そこへハリケンジャーとシュリケンジャーが駆け付ける。
両者の攻撃を全身の弾力で全て防御し、「鬼雷丸が実は味方斬りの魔剣」という事を知っていたサタラクラの提案で一鍬に鬼雷丸でハリケンジャー達にダメージを与えさせる事に成功して、クワガライジャー以外の5人をゴムすびで身体で膨らませ、サタラクラが吹き矢で破裂させる。

その後、海辺で膨らませた人々を一斉に破裂させようとするが、そこへクワガライシャーが駆け付ける。
全身の弾力による防御と両手の鞭による攻撃で圧倒するが、迅雷流への拘りを捨てたクワガライシャーは鬼雷丸を真っ二つに折り、彼の投げた鬼雷丸の片方が腹部に命中し、更に鬼雷丸のもう片方で繰り出す迅雷流奥義・鬼雷爆撃破を受け倒される(それと同時に膨らまされた人々も元に戻った)。

その直後、デッ仮面によって再生巨大化する。
轟雷旋風神を大量の風船で宙に浮かせ、両目からの光線による風船の破裂で攻撃するが、最期はリボルバー轟雷旋風神の必殺究極奥義・サンダーハリケーンストライクを受け爆散した。

【余談】

「~ガス」が口癖。

サタラクラからは「ゴムちゃん」の愛称で呼ばれる為、名前の区切りが「ゴム・ビローン」と思われがちだが、「ゴムビ・ローン」が正しい。

風船をモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『電子戦隊デンジマン』のアドバルラー以来の登場となる。

声を演じる長嶝氏は次作『爆竜戦隊アバレンジャー』で爆竜ティラノサウルス役としてレギュラー出演している。

最終更新:2015年10月24日 20:13