【詳細】
800年前にコアメダルを生み出した錬金術師の1人。小説版では錬金術師達のリーダー格とされている。
「天才」と謳われた存在だったが、彼が作り出したコアメダルは特に強力だったため、その力を懸念した王によって封印されていた。
女性の顔をしているが、これは若葉五月という女性の身体を奪っている為であり、本編中「彼」と呼ばれるシーンが存在する上、怪人態の声も男性だった事から、本来の性別は男性と伺える。
仮面ライダー図鑑では性別にはっきりと「男性」と記された。
「失われたメダル」といわれる伝説のメダルと共にドイツの森で長い眠りに入っていたが、
鴻上ファウンデーションの発掘作業により現代に復活。
偶然近くにいた若葉五月の身体を器とし、
ナイト兵を繰り出して、映司や
アンク、様子を見に来ていた他の
グリード達からコアメダルを奪った。
その目的は「無限を超えた存在」のオーズに自分が変わり、世界を終わらせる事。
800年経っても減る事のない人間の欲望を憂い、更に人々の欲望から新たなメダルを作り出し、世界を終末へと導く事で新しく創造する世界の王として君臨しようと画策。
手駒として
ベル(オーズ)を創り出し、人々の欲望をセルメダルに変換して世界終末への準備を進めていき、現代と江戸時代の都市の一部、恐竜時代へと土地の一分を次々に入れ替えていく。
手にできなかったコアメダルの入手の為に
鵺ヤミーを創り出して向かわせ、アンクから鳥系コアメダルを奪う事に成功し、更に映司の中にあるコアメダルを奪おうと鵺ヤミーに向かわせるが、将軍家にヨーロッパの王家から贈られた爬虫類系コアメダルが存在し、オーズはブラカワニコンボに変身してそれを撃退する。
その後、鴻上の勧めに乗り、ベルに映司の欲望を解放させる「チャンスタイム」と称して問いかけを行うが、その結果によって解放されたあまりに膨大な欲望の量に機械が破壊され、入れ替えた土地は全て元に戻ってしまい、その事に激昂した為に
怪人態の姿で対決に望む。
【余談】
本文中にもある通り、本来ガラは男性である。
長き封印によって肉体が失われていたとされ、魂のみで生きながらえていたものと思われる。
劇場版に登場する復活したガラは依代となった若葉五月を演じる酒井美紀女史。
特撮作品は初参加となる。
最終更新:2021年11月21日 20:23