宇宙鉄人キョーダイン

「我々こそ、人類を凌駕する機械生命体、宇宙鉄人キョーダイン！」

【名前】	宇宙鉄人キョーダイン
【読み方】	うちゅうてつじんきょーだいん
【登場作品】	宇宙鉄人キョーダイン 仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ！ 仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z
【初登場話（キョーダイン）】	第1話「バンザイ！兄弟ロボット」
【分類】	宇宙鉄人
【名前の由来】	兄弟（兄妹）

【宇宙鉄人キョーダイン】

宇宙から来たロボット兄弟。

世界的なロボット工学の権威であった葉山博士がサイバロイドとして長男（譲治）や次男（竜治）の記憶や人格をそれぞれロボットに移殖している。
ダダ星の地球侵略ロボット軍「ダダ兵団」の地球侵略を阻止する為に戦う。

飛行機モチーフのスカイゼルが兄、自動車モチーフのグランゼルが弟となっている。

【仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ！】

アリシア連邦のブリンク博士が開発した宇宙鉄人の兄妹。

研究中の進化の暴走によって自己意思に目覚め、人類に反逆を翻すようになる。
生みの親であるブリンク博士が死に際に稼動させた衛星兵器XVⅡの妨害電波で人間の姿へと擬態し、力を抑制される。

その後、「OSTO Legacy」という団体の名称を利用し、ライダー部との接触を行い、人類抹殺と世界破滅の為に必要なXVIIの掌握を目論む。
抜群のコンビネーションで相手に反撃の隙を与えずに攻撃し、体内に強力な武器を隠し持っている。

兄妹の力を結集した光線を放つ「グラヴィトンXブラスター」を必殺技とし、フォーゼメテオフュージョンステイツと月面で交戦する。
しかし、ライダーフュージョンドリルキックでグラヴィトンXブラスターを相殺され、最期はドリルモジュールの攻撃を受け爆散した。

グランダインが兄、スカイダインが妹となっている。
なおダメージを受けると「ダイン…！」とこぼす。

【仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z】

スペースショッカー誕生の影響で復活。
他のメンバーを攻撃するなどの行動が多かったため、スペースイカデビルに粛清された。

【余談】

『仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ！』ではスカイダインの性別や兄弟準順が原典とは真逆となっている。

『フォーゼ』版に登場した個体は正義のヒーローをモデルにしたキャラクターだが、劇中では悪役を通している。

デザインが原典と懸け離れた醜悪な姿だが、その理由はデザイナーを担当した麻宮騎亜氏が『キョーダイン』を当時見ていた程の作品愛を抱いていた為に「ライダーに本人達が倒されるのを見たくない」と考えた模様（『宇宙船』より）。

『ヒーローマックス』によれば、「今回のキョーダインは『兄弟』の『キョー（ダイ）』ではなく、『凶悪』の『キョー』」らしい。

自己意思に目覚めた結果人類に牙をむくAIという設定は昨今珍しくはないが、後に仮面ライダージオウによってヒューマノイズという人間に変わって地球の支配者となった機械生命体、そして続く令和ライダー第1号である仮面ライダーゼロワンの敵は暴走したAIであるマギアであり、
過去特撮作品のリバイバルとはいえ、その設定はある意味ヒューマノイズとヒューマギア、マギアの先駆的なものだったと見ることも出来る。

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