オカクラゲ

「不意打ちです。痛かったですか?」

【名前】 オカクラゲ
【読み方】 おかくらげ
【声】 宇垣秀成
【登場作品】 侍戦隊シンケンジャー
【登場話】 第十幕「大天空合体(だいてんくうがったい)」
【所属】 外道衆
【分類】 アヤカシ
【得意武具】 逆六骨短槍(さかさろっこつたんそう)
【伝承のルーツ】 傘化け
【モチーフ】 傘、クラゲ
【名前の由来】 陸(おか)+クラゲ

【詳細】

古い傘のような、クラゲのような姿を持つアヤカシ。

妖しい雲を生み出し、絶望の雨を降らせる事ができる。
その雨に降られた者は何故か悲しい気持ちになり、自身に嫌気が差したり、生きる希望を失ったり、とにかく全てに悲観して嘆く事しかできない人間にされ、頭部の傘を開いて自在に空を舞い、嘆き続ける人間を空から嘲笑う嫌な性格の持ち主でもある。

光弾を発射する槍「逆六骨短槍」と自慢の飛行能力を駆使し、上空からの一方的な攻撃でシンケンジャーを苦戦させるが、ウッドスピアを棒替わりにして跳躍したグリーンのシンケンマル木の字斬りを受け倒される。

その直後、二の目となる。
相変わらずの飛行能力でシンケンオーを苦戦させるが、3体の折神(兜折神、舵木折神、虎折神)が侍合体したダイテンクウと激しい空中戦を繰り広げ、前方不注意でビルに激突し、ダイテンクウの光線で頭部の傘を失った為に自身が絶望を味わう事になってしまい、最期はダイテンクウ大激突を受け爆散した。

現代の伝承で『傘化け』という妖怪がいるとされている。
『傘化け』は言葉を発して人々を驚かす古い傘の化け物らしく、オカクラゲの頭部の傘が『傘化け』伝承のルーツになったと思われる。

【余談】

一人称は「私」。常に丁寧な口調で喋る。

傘をモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『忍者戦隊カクレンジャー』のカサバケカラカサ以来の登場となる。

最終更新:2012年11月12日 17:35