【詳細】
無数の骨が集まった
ガシャドクロの逸話が再現され、巨大な姿を持つ。
鉈のような刀を武器とし、複数体呼び出せるため巨大量産兵として扱われる事が多い。
しかし、戦闘力はさほどでもなく、合体前のドラゴマルに倒された事すらある。
複数体がバラバラになった状態から合体し、巨大な刀のような武器「
粉骨砕身」に変化できる。
量産は可能だが、個体差があるらしい(眉毛のある個体に関してはキンジ曰く「レア」)。
忍びの3で1体目が召喚され、オトモ忍と交戦するが、ダンプマルとの連携攻撃を繰り出したキニンジャーの攻撃でダメージ負う。
更に合体したシュリケンジンになす術もなく、シュリケンジン・アッパレ斬りを受け爆散した。
忍びの7で2体目が召喚され、シュリケンジンと交戦し、シュリケンジンを苦戦させるが、「カクレンジャー忍シュリケン」で発動した分身の術(分け身の術)に惑わされる。
更に「ハリケンジャー忍シュリケン」で発動した超忍法・空駆けで空を移動するシノビマルに翻弄され、シュリケンジン・アッパレ斬りを受け爆散した。
忍びの11で3体目が召喚され、ドラゴマルやロデオマルと戦い、ドラゴマルのドラゴトルネードを受け爆散した。
忍びの12では2体(4体目、5体目)が召喚され、2体が変化する事で大振りの剣「
粉骨砕身」となる。
蛾眉雷蔵が使用するが、キングシュリケン合体した「キングシュリケンジン」のバイソンドラゴソードの攻撃で元に戻り、キング破天荒斬りを受け爆散した。
忍びの15では6体目が召喚され、シュリケンジンUFOのシュリケンジン・UFOビッグバンを受け爆散した。
その直後に召喚された7体目は
妖怪フタクチオンナの術が解けて合体したバイソンキングのバイソン・荒くれバスターを受け爆散した。
忍びの19でも2体(8体目、9体目)が
上級妖怪ヌエに従えられて出現する。
ヌエにより破壊された武器を鍛冶師・雑賀鉄之助が修復させた事で合体したキングシュリケンジンのキング破天荒斬りを受け爆散した。
忍びの22で
有明の方の命令によって10体目が召喚され、シュリケンジドラゴのシュリケンジン・ドラゴバーストとバイソンキングのバイソン・荒くれバスターを連続で受け爆散した。
忍びの24で
西洋妖怪フランケンのやる気を出させる為に11体目が召喚される。
フランケンの能力で機能が停止したバイソンキングドラゴを追い詰めるが、シノビマルが駆け付け、剣を持ったシノビマルの空駆け破天荒斬りを受け爆散した。
忍びの32では
忍者ムジナによって12体目と13体目が召喚される。
無傷だったロデオマルを苦戦させるが、新たに参戦したゲキアツダイオー用のオトモ忍6体の攻撃を共に受け爆散した。
忍びの39ではゲキアツダイオーやシュリケンジンと交戦中の
牙鬼萬月の助っ人として4体(20体目~23体目)が登場する。
1体はシュリケンジンのシュリケンジン・アッパレ斬りを受け倒され、残りの3体は3つの形態に瞬時に変わるシュリケンジンの連続必殺技で一掃された。
忍びの41では24体目と25体目が冒頭に登場するが、ライオンハオーの前になす術もなく倒された。
忍びの42では
有明の方が萬月の援護で26体目と共に出現するが、萬月に弾除けにされてしまう(
有明の方は吹き飛ばされてしまう)。
【余談】
背面に嘴、両肩に羽、腰部に両足や尾、部分だけ集中して見るとカラスが後ろを向いてるような姿をしている。
デザイナー・K-SuKe氏によると「がしゃどくろは一般的に『巨大な骸骨の姿をした妖怪』として有名だが、『野に打ち捨てられた骸骨が集まって生まれた』という伝承に注目し、無数の骸骨を積み上げたような姿にした」らしく、他にも「骸を啄むカラスをイメージし、腰部と両肩には黒色の羽根を付け、背中にはカラスの頭蓋骨っぽいパーツもある」とコメントしている(DVDの映像特典の「忍者秘伝ノ書」より)。
当初は他の
牙鬼軍団の妖怪の例に漏れず、器物として「高層ビル」を取り入れる予定だったが、構想が難航した上、「(デザインの)ルールから外れてもいいので」という指示で現在の姿に落ち着いた経緯がある。
最終更新:2019年03月16日 12:46