「覚えておきな。飛べないタコはただのタコだと!」
【名前】 |
ウンジェット |
【読み方】 |
うんじぇっと |
【声】 |
高城元気 |
【登場作品】 |
宇宙戦隊キュウレンジャー |
【登場話】 |
Space.36「ラッキーの故郷に眠る伝説」 |
【所属】 |
宇宙幕府ジャークマター |
【役職】 |
カロー(コジシ座系担当) |
【出身】 |
惑星オーゴ(コジシ座系) |
【オーゴ星人特有器官】 |
ソージュー肢(し) |
【装備】 |
空陸両用プレコンジ機 |
【分類】 |
クリーチャーエイリアン |
【プロフィール】 |
いかに複雑なマシンでも簡単に乗りこなすジャークマター一の戦闘機乗り |
【キョダインロウ】 |
胸部 |
【秘密情報】 |
ある目撃証言によれば、「空中を飛行する姿は金色の魚のようだった」という |
【モチーフ】 |
黄金ジェット、プレコ、タコ?、子獅子? |
【名前の由来】 |
黄金(おうごん)ジェット |
【出身星の由来】 |
黄金(おうごん) |
【詳細】
コジシ座系の全ての惑星と
ダイカーンを統率するコジシ座系カロー。
黄金のボディに持つ人型の宇宙人に見えるが、実際は大部分が自分専用の飛行ロボット「空陸両用プレコンジ機」に過ぎず、本体は頭部の操縦席に収まるタコのような無数の手足を持つ小さな部分である。
身体が小さい割に手先が器用なオーゴ星人特有のソージュー肢を無数に持ち、オーゴ星人はソージュー肢を巧みに操り、誰もが自分専用のマシンに乗って生活しているという。
ウンジェットがソージューする自身専用の空陸両用プレコンジ機は超高額で高性能な飛行ロボットであり、優れた飛行能力と旋回性能を誇り、両腕のブレードと両肩のバルカン砲を武器としている。
森の中でもスピードを失わず、身体の一部が引っ掛かるとただでじゃ済まない森林の中でも問題なく飛行でき、「超高性能」の肩書きに恥じない程の優れた機能を有する。
宇宙の様々なマシンを強奪してはコレクションする「マシンコレクター」としての一面を持ち、
ラッキーの故郷である惑星ルースに襲来したのも、その星にあるという伝説のマシンを求めてのことであり、
ルースからの救難信号をキャッチしたキュウレンジャー達が訪れた際には、住人達に対して無差別攻撃を行いながら伝説のマシンの所在を聞き出そうとしているところだった。
インダベー達と駆けつけたキュウレンジャーが戦う中、シシレッドに反応して出現したシーザーを見て、その小ささから「伝説のマシンの子供に違いない」と判断。
逃げ出したシーザーを追跡して捕獲に成功し一時撤退する。
森のなかでシーザーの「親」を呼ばせようとするが、鳴き声を聞きつけてやってきたラッキー達を迎撃。
キュウレンジャー達を倒して
フクショーグンの地位の獲得と伝説のマシンの入手という両取りしようと考え、シーザーを人質にシシレッドに猛攻を加えて変身解除させ、
とどめを刺そうとするも爺やが身を挺してかばったことで失敗。
さらに爺やからラッキーの父親がシシ座系の惑星カイエンの王様である事を知り、彼を始末しようとする。
しかし自分の手で未来を切り開くと宣言したラッキーはシシレッドオリオンに変身。
するとその力に圧倒されさらにはシーザーも奪い返されてしまう。
そしてインダベーを一掃し他のメンバーも合流、インフィニッシュブラストとオールスタークラッシュのあわせ技を受け撃破される。
その直後、キョダインロウの力によって巨大化する。
シーザーがシシレッドに与えたコジシキュータマによって本来の姿であるコジシボイジャーに姿を変え、シシボイジャーとの合体でスーパーシシボイジャーにパワーアップし、更に他のキューボイジャーとの合体でスーパーキュウレンオーが誕生し、無数の
モアイダーを呼び寄せるも瞬殺されてしまう。
その性能に興奮した余りにプレコンジ機から分離し、スーパーキュウレンオーを乗っ取ろうとするが、別にただ乗ただけで操れる訳でもなく、左腕のカメレオンボイジャーに叩き落とされた末、最期はスーパーキュウレンオーファイナルブレイクをプレコンジ機と共に受け爆散した。
探し求めた伝説のマシンに乗れただけでも歓喜したのか、爆散直前に「最期に乗れて、悔いはな~し!」と叫んでいた。
【余談】
彼自身コジシ座系出身、かつコジシ座系を統括するカローであるが、獅子の意匠はあまり見受けられない。
それに関してはソージュー肢が顎髭に見えることから髭が生えそろっていない=子獅子ではないかという考察もされている。
デザイナー曰く、元々はウオ座系の
ダイカーンだったらしくカローに昇進しコジシ座系に転勤して間もないとのこと。
それ故か自分の統治する星座系の惑星であろうと、求める伝説のマシンを見つけるに辺り住民たちに容赦のない攻撃を行い、
目的もジャークマターによる支配を行うわけでもなく単なる自分の趣味を優先するという、カローにあるまじき自己中心的な行動だった。
ダイカーンとして圧政を敷いていた時の感覚が抜けきっていなかったのかもしれない。いやカロー昇格直後に自分の趣味を優先しているあたり、本質的にまともではないが。
ウンジェットのミステリー(オーパーツ)モチーフはコロンビアにあるシヌーの遺跡から発掘された「黄金ジェット」。
紀元前500年から800年前のものとされているが、その形状がまさに飛行機の特徴を持っており、
古代において飛行機があるわけないということから有名なオーパーツとなっている。
なお、彼のかぶるヘルメットが魚をイメージしたものになっているのは彼が元々ウオ座系のダイカーンだった名残だろう。
専用マシンのプレコンジ機の由来はナマズの一種である熱帯魚のプレコからと思われる。
最終更新:2022年07月18日 04:37