冥獣ミミック

バンキュリア「私の可愛いペットに、手出しはさせないよ」

【名前】 冥獣ミミック
【読み方】 めいじゅうみみっく
【声】 穴井勇輝
【登場作品】 魔法戦隊マジレンジャー
【登場話】 Stage5「恋をしようよ~マージ・マジーロ~」
【所属】 地底冥府インフェルシア
【分類】 冥獣
【得意能力】 四角い擬態、頑固な甲羅、攻撃のひと睨み
【ニックネーム】 決して開けてはいけない禁断の箱のミミック
【器物モチーフ】 タクシー
【名前の由来】 擬態(英:mimic)

【詳細】

四角い物に擬態し、獲物を待ち構える冥獣。

物質に変化させる事のできる甲羅を持ち、人間が興味を持って近寄る四角い物に擬態して待ち構える。
かつては宝でも入っているかのような箱に擬態し、不用意に近付いた旅人を喰ったりしていたが、現代はタクシーの姿を選んだらしく、両目からは呪いのような力を発する為、睨んだだけで相手に痛みを与える事ができる。

妖幻密使バンキュリアにペットのように懐いており、彼女の指笛に忠実に従う。
タクシーの姿で人々に襲い掛かり、魁のサッカー部のマネージャー・山崎由佳の目の前で正体を現し、彼女に襲い掛かろうとするもレッドとピンクに阻止されるが、2人に圧倒されているところをバンキュリアに助けられ、他の3人も駆け付けるとタクシーに擬態し、そのまま逃走すると街中に身を隠す。

その後、バンキュリアに懐く習性を逆手に取られ、芳香が化けたバンキュリアによってまんまと誘き出されてしまう。
待ち構えていたマジレンジャーとの交戦になり、両目の発光と同時に発生する爆発で5人を攻撃し、単独で挑むレッドを圧倒するが、ピンクのピンクストームキックに怯み、ピンクが変身した大砲から発射されたレッドのレッドファイヤースラッシュを受け倒される。

その直後、ウルザード魔導陣によって再生巨大化する。
タクシーの姿でマジフェニックスに突撃するが、マジンシュートによって擬態を解除され、マジキングを攻撃するも通用せず、最期はキングカリバー魔法斬りを受け爆散した。

【余談】

撮影的に考えれば、巨大戦のセットに自動車を持ち込んでのカーチェイスは珍しい事例となる。

『百化繚乱[下之巻]』のデザイン画によれば、腹部に髑髏のタクシーの運転手が見られる。

タクシーをモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『忍者戦隊カクレンジャー』のオボログルマ以来の登場となる。

声優が違う唯一の冥獣でもある(他は塩野勝美氏が演じている)。

最終更新:2012年12月09日 15:30