ロクロネリ

「わしの技、とくと味わうがいい!」

【名前】 ロクロネリ
【読み方】 ろくろねり
【声】 長嶝高士
【登場作品】 侍戦隊シンケンジャー
【登場話】 第三幕「腕退治腕比(うでたいじうでくらべ)」
【所属】 外道衆
【分類】 アヤカシ
【得意武具】 かいなのばし
【伝承のルーツ】 土転び
【モチーフ】 陶器、土
【その他のモチーフ】
【名前の由来】 轆轤(ろくろ)+練り

【詳細】

陶器のような、握り潰された土塊のような姿を持つアヤカシ。

武具は持たないが、自身の腕を自在に伸ばす事ができ、地中にまるで巨大なミミズのように腕を這わせる無敵の技「かいなのばし」を使う。
この技で逃げる人々を態々追い掛けて襲っては大喜びし、自身の技に絶対の自信を持っている腕自慢の持ち主でもある。

三途の川を増水させる為にこの世に侵攻し、上述のかいなのばしで人々を傷付けていく。
シンケンジャーを相手に優位に戦いを進めるが、水切れの為に撤退を余儀なくされる。

その後、『パックマン』からヒントを得たグリーンの対抗案にはまった為に両腕が絡まって動けなくなり、シンケンマル木枯らしの舞を受け倒される。

その直後、二の目となる。
シンケンオーに自慢のかいなのばしを繰り出すが、攻撃する際の殺気を感知された為に両腕を切断され、最期はダイシンケン侍斬りを受け爆散した。

現代の伝承で『土転び』という妖怪がいるとされている。
『土転び』は山道で旅人を後ろから追い掛けてくる土の化け物らしく、ロクロネリの「かいなのばし」が人間を襲う様子が『土転び』伝承のルーツになったと思われる。

【余談】

本編において水切れを起こした初のアヤカシでもある。

彼が使用する「かいなのばし」という必殺技でスタッフが合成カットに1番苦労したらしい。

声を演じる長嶝氏はシリーズ第37作目でも第3話に登場する怪人の声を演じている。

最終更新:2013年03月03日 17:03