爆竜鬼

【名前】 爆竜鬼
【読み方】 ばくりゅうき
【声】 若杉宏二
【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
【登場話】 ドン29話「とむらいとムラサメ」
【分類】 ヒトツ鬼
【憑依された人間】 永井
【欲望】 「全員もっと早く行動しろ」
【素体】 ベニツ鬼
【モデル】 爆竜モデル
【スキン】 アバレミックス
【蟾ィ螟ァ蛹】 爆竜鬼ング
【ドロップ】 アバレンジャーギア
【文字化け】 辷?ォ懈姶髫(爆竜戦隊)
【むかしむかし…】 永井は荒ぶる特大のガッツで社長に成ったんだそうな…
【モチーフ】 恐竜、溶岩、スティライザー?、アバレッド?、鬼
【名前の由来】 爆竜戦隊アバレンジャー+ヒトツ鬼

【詳細】

「全員もっと早く行動しろ」という欲望を叶えようとする永井という男性社長から生まれた爆竜モデルのヒトツ鬼

「アバレミックス」というスキンを纏って実体化したベニツ鬼でその体は溶岩に覆われた恐竜にも見える。
牙や爪、様々な恐竜のパーツを寄せ集め、顔は渋面のようだが、頭から伸びる角を俯瞰視点で見ると頭部全体が大きな恐竜の顔面にも見えるデザインとなっている。

永井という男性はとにかくせっかちであり、ワンマン経営のため部下にも当たり散らす暴君。
部下の行動にケチをつけ、思い通りに動かないことからストレスを溜めていき、爆竜鬼としてモンスター化した。

自分のお眼鏡にかなわない人々を体内に吸収し、欲望をきっかけに人を超えたせっかちの鬼となり、部下の行動にどんどんスピードを強要していった。
モンスター化したことであらゆる敵を凌駕しながら元気莫大に大アバレする。

戦闘においてはアバレンジャーの戦隊クレスト(スーパー戦隊がそれぞれ持つ固有の紋章)を浮かび上がらせ、それを叩きつけることで相手を踏み潰す豪快なもの。
アバレた数だけ強くなる…というのは原典におけるOPの歌詞にあるが、暴れた数を重ねても誰かの痛みも知らず、誰にも優しく出来ない、されない悲しい怪物。

倒されてもそのパワーが脳人レイヤーに積み重なり爆竜鬼ングとして復活する。

【余談】

モチーフは「爆竜戦隊アバレンジャー」。

公式サイトの解説文に混ぜ込まれているワードは主に「アバレッド」に由来する。
  • 「あらゆる敵を凌駕」 → アバレッドにチェンジするのは「伯亜凌駕」
  • 「元気莫大に」 → アバレッドの名乗り文句は「元気莫大!」
  • むかしむかし…の「あらぶる特大のガッツ」 → 全員での名乗り向上「荒ぶるダイノガッツ!」

溶岩で作られた奇怪なオブジェのようなデザインなのはアバレンジャーのOP映像や変身バンクに溶岩が使われていることからの連想と思われる。
OPバンク冒頭では溶岩地帯を恐竜が歩き、その足跡がアバレンジャーのクレストとなる演出が入るため、攻撃技の由来となった模様。
またよく見ると恐竜のような頭部形状だが、岩を削って作られたアバレマックスへの変身アイテム、スティライザー要素ではないかと見られている。
スキンも「アバレミックス」だが、これはアバレマックスに由来するであろうことを考えれば、アバレマックスへ変身するために必要なスティライザーがデザインの根幹にあるのは間違いないだろう。
ミックスなのは様々な恐竜のパーツを寄せ集めた外見によるものか。

スティライザーを作ろうとしたら失敗してスティラコサウルスを模した怪物像が出来上がった…というイメージか?
なお本家アバレンジャーの敵幹部は2名ともに芸術家であり、絵描き音楽家で彫刻家は居なかった。
両者とも芸術家肌の性格であり、お互いに怪人を作品として捉え満足の行くものを作り上げないと地球へ送り込むことはしなかった。

最終更新:2023年02月11日 01:49