【名前】 |
童子と姫 |
【読み方】 |
どうじとひめ |
【俳優/声】 |
村田充(童子役/姫の声) 芦名星(姫役/童子の声) |
【登場作品】 |
仮面ライダー響鬼 |
【分類】 |
魔化魍の育手 |
【特色/力】 |
個体によって異なる |
【一覧】 |
こちらを参照 |
【詳細】
容姿端麗な男女のように見えるが、童子は女性、姫は男性のような声で話す等、姿形こそ人間に見えるが中身は全くの別物である。
その正体は
クグツが作り出す
魔化魍を育てる役割を持つ、いわば
魔化魍にとっての育ての親。
役割としては成長中の
魔化魍へ餌となる人間を捕らえ好むように何らかの方法を取って加工するなりして与えて成長を促し、
怪童子と妖姫と呼ばれる怪人態へと変身して鬼から
魔化魍を守るため戦うことがある。
魔化魍は種類によって生息地域、環境が異なり、好みの人間のタイプも違うため、童子達はそれらに適応した能力を持つ。
ごく僅かに描かれる
クグツによる制作現場を見る限り、
クグツが用意する謎の液体が満ちた試験管にその土地で採取される生物を入れ、複数の計器がついた杖にセットし地面に突き刺すことで童子と姫が作り出される模様。
童子と姫だけが作られる場合もあり、
魔化魍とは自然界における不思議なメタモルフォーゼが作用することで生物等が悪しき怪物と化したものとされている響鬼の世界において、
魔化魍と共に童子と姫が存在する場合、
その
魔化魍は
クグツの手で作られたものであるという証拠でもある(劇中には
テングのように童子達の手無く自然発生した個体も登場している)。
彼らの上位種として
洋館に住まい魔化魍に関する実験を行う男女も登場し、瓜二つの姿をしているがそれは童子達が
洋館の男女を模して作られたため。
致死量のダメージを受けることで土塊と化すが、彼らが
魔化魍のように人間を餌にしているシーンは無く、何をエネルギー源としているのか全くの不明。
童子と姫を作り出す
洋館の男女の管理を担当しているらしき
謎の男女のようにさらなる上位種の存在が最終回で示唆されており、彼らもまた
クグツの可能性が考えられるため、何がスタートになったのかははっきりしないがそういった存在同士がループを形成し
魔化魍を作り続けているとも考えられる。
公式サイトでは「(担当する
魔化魍)の童子と姫」として紹介され、それぞれ和装洋装様々な服装をしている。
同じ種類の
魔化魍を育てる童子達でも、出現地域が違う場合服の色が若干異なる等細かい差異が生じる。
怪童子と妖姫の場合も体色が異なる等、地域によって怪人態としての姿も変化する。
この他
クグツに与えられたイガイガを飲み込んで鎧のような外殻に覆われた
武者童子と鎧姫や、イガイガの強化を受け入れられず武者童子に変身するはずが突然変異した
乱れ童子などが存在する。
洋館の男女は魔化魍と共に童子達の改良も行っており、作中中盤からはあらゆる魔化魍を育てる能力を持つ
スーパー童子とスーパー姫を作り出した。
それに伴い、童子達を生み出す
クグツは人員整理と称して抹殺されてしまい、スーパー童子達も終盤におけるオロチ現象で
洋館の男女から事態収拾のため鬼に協力しろという命令を受けたものの、本能からその命令を拒否したため見限られ自戒。
最終回では持田ひとみを参考に、人間をベースとした新たな童子と姫を作り出そうとしている。
クグツを整理してしまった現状、新たに童子と姫が誕生するかは謎。
生き残っている
クグツがいないとも限らないが、童子達はともかく
クグツもまた
洋館の男女に近い存在であれば放っておけば活動限界を迎えて自壊する可能性も高い。
【余談】
本作を通して童子役は村田充氏、姫役は芦名星女史が演じている。声はお互いに交換して吹き替える形。
異なる童子達を性格、言動も含めて見事に演じ分けているため、
仮面ライダー響鬼を視聴する際にはそれらにも注目されたし。一見の価値はある。
芦名星女史は2020年9月14日にて永眠されたため、
仮面ライダー響鬼が特撮作品に置いて最初で最後の作品となった。
放送当時発売された格闘ゲームでは
ツチグモ、
イッタンモメン、ヤマアラシ、スーパーの各
怪童子と妖姫が使用可能キャラとして登場。
2体で1キャラとして扱われており、
プレイヤーはどちらを操作するか選択し、もう片方はCPUが操作する。
ライフゲージは共通で、0になると2体同時に消え去る。
最終更新:2024年10月08日 21:04