【詳細】
シュゴッダムの北東に位置する国でゴッドパピヨンが守護せし国家裁判所として絶対の中立を貫く不動の国。
白夜か極夜しかない上、ほぼ吹雪に覆われているというその名の通り極寒の国。
雪山にザイバーン城があるくらいで、他には街とすら呼べない小規模の集落らしき住居が点在しているのがかろうじて確認できる程度と、
国と呼べるのかも怪しい状況。
チキュー全土における国際犯罪者を裁く裁判所が存在し、そこの最高裁判長がゴッカンの国王を兼任する。
つまり王という政治における最高権力者と裁判長という司法における最高権力者がたった一人に集約されているということで、
現在の国王であるリタ・カニスタは君臨している。
国際犯罪者がここで裁かれるという都合上、判決が下った場合ゴッカンの敷地内にある独房に囚人は放り込まれることになるが、
極低温の国土にありながらほぼ外と変わらないような牢獄であるため、ここでの生活は困難を極める。
下手すれば収監中命を落としかねないが、そういった話は無いあたり、最低限人命を保護する仕組みはある模様。
なお序盤におけるモルフォーニャの発言によれば、「国民全員リタが嫌い」とのことだが、実はゴッカンの国民のほとんどはここに収監された元囚人であり、刑期を終えてもなお生まれ故郷に戻れずやむを得ず居残っているため。
さらには他の国から流れ着いたようなはぐれものまでいるようでジェラミー・ブラシエリの両親は居場所を求めここに流れ着いたという。
もし万が一、ゴッカンの法律でも裁けないような犯罪者が出た場合、最高裁判長自身が犠牲になる形でもろとも氷結封印を行う裏の刑罰も存在している。
【余談】
名前の由来はそのまま「極寒」。
また「監獄」をもじったものとも。
最終更新:2025年04月30日 21:45