ミイラマイナソー

【名前】 ミイラマイナソー
【読み方】 みいらまいなそー
【声】 蜂須賀祐一
【登場作品】 騎士竜戦隊リュウソウジャー
【登場話】 第話「ミクロの攻防」
【所属】 ドルイドン
【属性】 アンデッド型モンスター
【分類】 マイナソー/水晶目ミイラ科
【発生元】 狩野澪子
【願望】 「愛する人と一緒に死にたい」
【武装】 なし
【鳴き声】 「ワナダー!」
【分布】 真実の広間
【経験値】 305
【幻獣モチーフ】 ミイラ
【その他のモチーフ】 ピラミッド、サソリ
【経験値の由来】 澪子

【詳細】

狩野澪子のマイナス感情から誕生し、幻獣「ミイラ」の伝説を司って実体化したマイナソー。

胸部に丸い水晶玉がはめ込まれたピラミッドをアーマーのように装着、武装したミイラの姿をしている。
両腕は鋭い槍と化し、胸の水晶玉からは人間の本音を喋らせるビームを発射し人々を混乱させた。

「ワナダー!」と叫んでいるが、それは「罠だ」と叫んでいるわけではなく…

宿主となった狩野澪子とは、日本史上初の女性総理大臣に就任した才女。
しかし実はリュウソウ族の一人でバンバとも顔見知りだった。人の考えを読む能力を持ち、元々は占い師として生計を立てる助けになっていたが、現在ではその身を政界に置き魑魅魍魎達の中を渡り歩いてきた模様。

その能力をミイラマイナソーも持ち合わせており、相手の考えを読むことで行動を予測し攻撃を回避してしまう。

狩野澪子はリュウソウ族として長い時を生きたものの、人間を愛し相思相愛の関係になったが寿命の差によって死に別れを何度も経験し精神的に疲弊していた。
そのため「愛する人と一緒に死にたい」と考えるようになり、そのマイナス感情がこのミイラマイナソーを生み出すに至った。

つまり「ワナダ」という叫びは「罠だ」ではなく「I wanna die.」という彼女の本心の吐露であったのだった。

【余談】

モチーフはミイラ。
マイナソーとしては顔が胴体部分ではなく普通の頭にあるが、これは自然発生したマイナソーは頭部は定位置にあるという法則によるもの。
アクション撮影のために造形の簡略化が求められていたと良い、動きやすいデザインになっている模様。

なお「自然発生したマイナソーの頭は定位置にある」という設定が語られたのは本編が完結した後の話だが、実際はこのマイナソーのデザイン段階から意識して組み込まれていたものだった。

宿主の狩野澪子を演じた中越典子女史は後にマスターブラック役として出演した永井大の妻。
永井氏は未来戦隊タイムレンジャーにて浅見達也役としてレギュラー出演していた。



最終更新:2023年07月08日 03:48