妖怪ワニュウドウ

【名前】 妖怪ワニュウドウ
【読み方】 ようかいわにゅうどう
【声】 小杉十郎太
【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャーvsトッキュウジャーTHE MOVIE忍者・イン・ワンダーランド
【所属】 牙鬼軍団
【分類】 妖怪
【好きな物】 線路
【好きな場所】 トンネル
【攻撃力】 ★★★☆☆
【不思議な技】 ★★★★☆
【特急】 ★★★★★
【集める恐れ】 不明
【妖怪モチーフ】 輪入道
【器物モチーフ】 クライナー

【詳細】

十六夜九衛門闇博士マーブロの頼みを受け、クライナー封印の手裏剣が融合し、古来の「輪入道」の伝承を受け継いで変化した妖怪。

クライナーロボの胸部に顔のついた車輪がある姿を持つ。
クライナーロボは本来巨大だが等身大の姿があり、ロボの頭部はそのままあるが妖怪であるため胸部の顔が本体。

あくまで融合したクライナーの姿を受け継いでいるだけで変形能力は持たず、クライナーと融合することで「妖怪烈車」とよばれる姿に変化できる。
妖怪烈車はクライナーの先端部分に輪入道の顔がついており、ある意味クライナーを模した姿にワニュウドウが変形したようなものかもしれない。

マーブロの趣向により、ニンニンジャー達を妖怪烈車に閉じ込めて闇ニンジャランドへと連れ去ることを目的とし、それが完了した後九衛門と共に街へと繰り出して恐れを集めようとした。

しかしそこへまだ知らぬスーパー戦隊、「動物戦隊ジュウオウジャー」が現れ、彼らの猛攻によって撃破される。

ニンニンジャーに倒された訳では無いが、第43話での妖怪フダガエシの妖怪カルタの札の中にワニュウドウを描いたものが混じっていた。
天晴達は「見覚えのない妖怪」としていた。

【余談】

スーツはクライナーロボをベースに新規造形のワニュウドウとしての部分を取り付け改造したもの。

日本妖怪「輪入道」とは今昔画図続百鬼に描かれた妖怪であり、炎に包まれた車輪の中央に巨大な顔を持つという妖怪。
車輪で拘束で地面を疾走し、夜な夜な現れては自分の姿を見た人間の魂を奪うという。

ゲゲゲの鬼太郎シリーズでもあまりアレンジされることなくよく登場しているが、どういうわけか口から炭素化光線を発射し当たった相手をダイヤモンドに変えて貯蓄する性質を持つ事が多い。
車輪=タイヤ→ダイヤの洒落?

日本妖怪の中では比較的メジャーな存在だが、「輪入道」単体をモチーフとした怪人はこの妖怪ワニュウドウが初にして唯一。
部分的に車輪を持つ妖怪として火車や朧車ならシリーズごとに登場しているが、輪入道単体モチーフの怪人はこれだけ。
仮面ライダー響鬼では魔化魍としてその存在が語られるにとどまり、その要素を掛け合わされた魔化魍カシャが登場。
燃え盛る車輪状態に変形して高速移動するという輪入道の逸話に見られる能力を持っている。

最終更新:2023年09月23日 00:23