錬金術(ガッチャード)

【名前】 錬金術(ガッチャード)
【読み方】 れんきんじゅつ(がっちゃーど)
【登場作品】 仮面ライダーガッチャード
【分類】 劇中用語
【名前の由来】 錬金術

【詳細】

「仮面ライダーガッチャード」における技術。

本来錬金術とは卑金属から貴金属を作り出すことを目的とした秘術であり、鉄や銅など貴重ではない金属を使って「金」を生み出す(錬成する)術を指す。
このことから不完全な物質からより完全な物質を生み出そうとする行為も錬金術には広義で含まれる。

「無から有、死から生を生み出す」ことを目的としているとも劇中登場人物には語られており、現代においても錬金術は伝承され「錬金アカデミー」として学校施設まで密かに用意されている。

劇中で見られる錬金術は、アカデミーの生徒に与えられた指輪を介した物質の操作がメイン。
錬金術を悪用しているとされる冥黒の三姉妹が長女、アトロポスは指輪等の媒介を使わずに土を操って足場の変化や攻撃を防ぐ盾を作り出したりしているが、一般的かどうかはさておきアカデミーの生徒である九堂りんねはマンホールを操って対象の動きを封じる等している。
りんねは錬金術行使の際に何らかの呪文を唱えていることからなおさら「魔法」めいているため、一ノ瀬宝太郎は錬金術のことを知っても当初「魔法」扱いしていた(アカデミー入学できるという話になった時すら「魔法が使えるようになるかどうか」に意識が向いているほど)。

何らかのエネルギーを消費しているようで、物質の錬成や操作は無尽蔵に行うことは出来ない。

【余談】

錬金術は古代エジプトや古代ギリシャに起源があるとされ、敵錬金術師である冥黒の三姉妹達の名前がギリシャ神話における運命の女神であったり、来ている衣装が古代エジプト風なのはそれらの流れを汲んだものと見られる。

仮面ライダーオーズ/OOOでもコアメダルを生み出したのは錬金術であると設定され、劇場版ではコアメダル創造に関わった錬金術師が敵として登場している。

最終更新:2023年11月20日 02:30