クイナオルフェノク

【名前】 クイナオルフェノク
【読み方】 くいなおるふぇのく
【声/俳優】 松澤可苑
【登場作品】 仮面ライダー5555 20th パラダイス・リゲインド
【所属】 無し
【分類】 オルフェノク
【特色/力】 不明
【生物モチーフ】 クイナ
【その他のモチーフ】 花魁?

【詳細】

仮面ライダー555の正統続編、パラダイス・リゲインドに登場するクイナの特性を備えたオルフェノク

頭にかんざしを差したケイという女性が変身する。
オルフェノクとしての姿も人間時を踏襲しているのかはたまたそこから逆算して人間時のコスチュームとしたのかは不明だが、頭に短剣を簪のように差し着物を肩にかけた花魁のような姿を持つ。頭髪の一部がクイナの頭を模し、それが短剣を加えているようにも見える。
高いジャンプ力と頭に差した短剣を抜いて戦闘に使用する。
一人称は「ワシ」のワシ少女(?)。

ゲッコーオルフェノクであるコウタとは恋人同士で頼りない彼を叱咤するなど尻に敷いている。
しかしやや空気の読めないところがあり、コウタが尊敬している先輩であるヒサオを失って落ち込んでいたところに、子供を作ってその名前をヒサオにしようという暴案をぶちあげたりしていた。

コウタが死への恐怖心に苛まれ、海堂達の居場所をスマートブレイン側に流したことからライオトルーパー隊の襲撃を受け、さらに恋人が北崎によって殺害される場面を目の当たりにしてしまう。

その後北崎を憎むものの、戦闘面ではさほど実力がないため仮面ライダーミューズとなった彼には太刀打ちできずあしらわれてしまった。

北崎、草加雅人を模したアンドロイドを撃破した後、乾巧らと共に西洋洗濯舗「菊池」で食卓を囲み、その際家主の甥っ子にあたる菊池承太郎に対しデートしようと告げていた。

【余談】

スーツは他の2体と素体を共通とし上半身のパーツを取り替えるコンパチ式。
これは555劇場版に登場したオルフェノク達と同様。

クイナとは鳥類ツル目クイナ科の鳥。漢字表記は水鶏と書くが、名前の由来はヒクイナと呼ばれるクイナ科の鳥類の鳴き声に由来する。
求愛行動を雄ではなく雌が行うようで、ケイが男性に積極的なのはモチーフに由来するキャラクター設計なのかもしれない。
ちなみにクイナは和名であり、英名だとWater railなどと記され、オルフェノクの名前に和名が使われたのはクイナオルフェノクが初。
モチーフに花魁が含まれているのはそれも関係しているのだろうか。

なおツル目といえば、555本編にてクレインオルフェノクが登場しているが、彼女はケイがパラダイス・リゲインドラストでケイがデートに誘っていた菊池承太郎の叔父である菊地啓太郎とデートの約束を交わしていたにも関わらずそこへたどり着けず死亡してしまった。
このことからおそらく長田結花もケイというキャラクターを作る上で設定を踏まえて造形されている可能性が高い。

最終更新:2024年03月26日 16:30