ワイルドキャットオルフェノク

【名前】 ワイルドキャットオルフェノク
【読み方】 わいるどきゃっとおるふぇのく
【声/俳優】 芳賀優里亜
【登場作品】 仮面ライダー5555 20th パラダイス・リゲインド
【所属】 無し
【分類】 オルフェノク
【特色/力】 素早い動き、鋭い爪
【生物モチーフ】 山猫
【その他のモチーフ】 不明

【詳細】

仮面ライダー555の正統続編、パラダイス・リゲインドに登場する山猫の特性を備えたオルフェノク。

園田真理が覚醒したオルフェノクで両腕に備えた鋭い爪と素早い動きで相手を翻弄する。
女性怪人だがライオトルーパー隊を瞬く間に全滅するなど戦闘力は決して低くはない。

もともと彼女の身体に埋め込まれていたオルフェノクの記号スマートブレインに属する医師達が行った施術で活性化され、その影響でオルフェノクとして覚醒してしまった。
そしてその影響によって施術に携わった医師達を全滅させ、曖昧な記憶のままに帰宅。
しばらくは自分がオルフェノクになってしまったことに気がついていなかったものの、北崎がコウタを殺害した場面を目撃し、その激情のあまり変化してライオトルーパー隊を瞬く間に撃破、その際自分がオルフェノク化したことを自覚した。

その後その事実に悩み、殺人衝動に恐怖するなどして自殺を図ったがオルフェノクである彼女は死ぬことが出来ず、乾巧に助けられ彼と言葉をかわし「死」を恐れる気持ちに寄り添い共に生きることを決意した。

そして北崎と共に現れたライオトルーパー隊に襲撃されたため、巧が変身したウルフオルフェノクと共に変身しこれを迎撃。
しかし仮面ライダーミューズとなった北崎の圧倒的な力に晒され、そこに駆けつけた草加雅人の手によってその場から離脱したものの、その草加雅人もまたスマートブレインが作り出したアンドロイドであり、その目的が「将来オルフェノクとして覚醒するであろう流星塾生である自分の監視」であったことを知って衝撃を受ける。
そして仮面ライダーネクストカイザに変身した草加の攻撃を受けてしまうが、ネクストカイザが巧側に標的を移したため難を逃れ、廃工場に場所を移しての闘いの場に駆けつけ、仮面ライダーファイズとして戦う巧と共に北崎、草加と相対しそれを撃破した。

【余談】

スーツは他に登場した3体のオルフェノクと違い新造されたものと思われる。

ワイルドキャットとは山猫等を意味する一方、「短気者、意地悪女」を意味するスラングとしても使われる。

両腕に爪型の武器を持ち、高速移動を得意とする能力は乾巧が変身したウルフオルフェノクによく似たものとなっている。
並び立つ、あるいは共闘することが前提になっているのか。

前作におけるヒロインの怪人化は映画を視聴したファン達に衝撃を与えたようだが、脚本を担当した井上敏樹氏は真理をオルフェノクにするのは最初に決めたという。

ちなみに555本編にて度々ライダーズギアの変身を試みては失敗していた真理だったが、オルフェノクとして覚醒したことで皮肉にもライダーズギアの使用条件を満たすこととなった。
そのためファイズドライバーNEXTとファイズギアを使用できる環境が整ったと言える。

最終更新:2024年03月26日 16:59