ナイトメア

【名前】 ナイトメア
【読み方】 ないとめあ
【登場作品】 仮面ライダーゼッツ
【分類】 敵怪人
【名前の由来】 悪夢(英:Nightmare)

【詳細】

仮面ライダーゼッツに登場する敵怪人。

人間の夢の中に現れ、何らかの悪夢を体現する姿へと変化する性質を持ち侵入した夢の主、夢主とする人間が深層心理で望む願いを叶える=代行することで心の扉とされるものを解放していき、3つあるその全てを開放することでナイトメアは現実の肉体を手に入れることができる。

そしてそのかわり、「究極の悪夢」いわれる悪夢を見た夢主は二度と目覚めぬ深い眠りに誘われ、要は永眠、人間としては死亡してしまう。
CODEという組織はそれを阻止するための組織であり、万津莫はそのエージェントであるとされているが…

夢の世界で活動することからその存在は一般的には周知されていない。
しかしながら少なからず人間の身体を得たナイトメアは存在しているのか、様々な特殊犯罪を引き起こしているようでそういった事件は「ブラックケース」と呼ばれる。

ナイトメアは悪夢を引き起こす。
その悪夢に飲み込まれた夢主の身体を得たナイトメアは、悪夢を現実のものとするべく行動するのだろう。

そしてCase3にて、富士見鉄也の心の扉を全て開け放つことに成功したボムナイトメアは、夢現状態の富士見刑事の意識を取り込むことで現実の肉体をも支配する形で実体化を果たした。

プロセスとしては人間の夢に侵入したナイトメアは、夢主となる人物の恐怖を湧き起こす姿へと変化。
深層心理を表す心の扉を探し出す、あるいは具現化し、それを開け放つための行動…「悪夢」を引き起こす。
あくまで夢主の深層心理を読み取って実行するのは、「夢を叶える」行動ではあるが、夢主の願いではない。
夢そのものはふわふわとした意識の断片に過ぎず、明確な方向性を持たず望みや願いというわけではないためか、夢の世界でのナイトメアは知能があまり高く無く、行動もおぼつかないが逆に怪物らしさはあり、より恐怖を煽るような形になっている。

そして夢を叶えることで心の扉を開け放っていき、全て解放することで夢主の”深層心理”、意識の核とも呼べる存在を顕にすると、その核を取り込み現実の身体の主導権を手に入れる。
この段階に至ることで夢の世界でのみ行動可能だったナイトメアは現実世界への干渉力を手に入れ、夢主の身体を乗っ取り自身の能力を現実世界でも使用可能になる。

こうした段階を経て実体化したナイトメアのもたらす災厄は”悪夢”と違って覚めることのない大規模な破壊をもたらし、その執着は”世界の滅び”となるという。

【余談】

名前の由来は悪夢を意味するナイトメア。
怪人の名前としては捻ったところのなくストレートなもの。

最終更新:2025年09月26日 11:35