「さあ、俺のものとなれ、偉大なる力よ。お前の復活のために、人間の命を捧げよう!」
【詳細】
その姿はジョーカーとは左右の造形が対称で体色もジョーカーが黒地に緑色のカラーリングに対し、白地に赤となっている。
掌から放つ衝撃波「ヘルフレイム」を得意技として持つ。また、劇中では未使用だったが、専用の大鎌「デスサイズ」を所持している。
封印されたラウズカードはジョーカーの色違いで「白地に赤の紋章」というデザインになっているが、劇中には未登場。
劇場版においては全てのアンデッドが封印されてから4年後、烏丸所長を殺害しアンデッドを開放。
その目的は
巨大邪神14の復活で、そのカギたる栗原天音を探すため
アルビローチ及び解放させたアンデッドを操り行動を取る。
自身は志村純一という人間の姿に化身し、新世代ライダーの1人として選ばれた
仮面ライダーグレイブとなって効率的に天音を探せるポジションについていた。
劇中で
禍木や
夏美を殺害するが、2人のダイイングメッセージから正体が剣崎達に露見。
復活したジョーカーから天音を奪う事に成功し、「バニティ」のカードに彼女を封じ込め邪神14を復活させ融合する。
だが、ジョーカーがバニティカードの身代わりとなる事で天音が解放され、ブレイドによってバニティカードを貫かれた事で邪神14が弱体化、最期はキングフォームのロイヤルストレートフラッシュを受けた邪神14と共に爆散した。
【余談】
デザインがジョーカーとは対になっているが、同じにしておけばソフビが発売されたかも、とデザイナーを務めた韮沢靖氏はデザイン集で悔いていた。
ジョーカーがバトルファイトの勝利者になった場合、地球上の全生命のリセットが行われるのに対し、
このアルビノジョーカーは勝利者がいないまま全アンデッドの封印が行われるというイレギュラーな状況において一体のみ作り出され、アンデッドを解放しバトルファイトを再開させるための存在とされている。
まさに劇場版がその状態となり誕生したが、TV本編では二人のジョーカーが戦わず離ればなれになるという結末になったため存在していない。
最終更新:2022年08月23日 12:32