ハチョウチン

「ムシャクシャしてやった!当然、反省してない!」

【名前】 ハチョウチン
【読み方】 はちょうちん
【声】 下山吉光
【登場作品】 侍戦隊シンケンジャー
【登場話】 第十四幕「異国侍(いこくのさむらい)」
【所属】 外道衆
【分類】 アヤカシ
【得意技】
【伝承のルーツ】 提灯お化け
【モチーフ】 虚無僧、提灯
【名前の由来】 +提灯

【詳細】

虚無僧のような、燃え盛る提灯のような姿を持つアヤカシ。

長く伸びた口からあちこちに炎を吐き出し、周囲を燃やしながら暴れ、自身を炎や風で攻撃しても炎を吸収したり、風に煽られたりする。
余計に強くなる為に水で攻撃する事が有効とされ、常にムシャクシャしており、とにかく八つ当たりしながら炎を撒き散らしている為に一切反省しない。

ストレスを発散する為にこの世に侵攻し、街中に放火しながら暴れ回り、その最中にブルー以外のシンケンジャーが駆け付ける。
レッドの火炎の舞を吸収したり、ピンクのヘブンファンに煽られる事で更に強くなり、そこに流ノ介と彼に弟子入りした外国人・ブラウンが駆け付け、ブラウンを庇ったブルーを火達磨にするが、水切れの為に撤退を余儀なくされる。

その後、ブラウンを火炎で攻撃し、火の玉と化しての突撃でシンケンジャーを変身解除に追い込む。
しかし、ブラウンの叱咤で5人は奮起し、ブルーの水流の舞に怯み、ブルーがブラウンと共に放った舵木五輪弾を受け倒される。

その直後、二の目となる。
口からの火炎放射でシンケンオーを迎え撃つが、既に見切られている為に秘伝シールドで防御され、召喚された舵木折神の水流と舵木魚雷に怯み、最期はテンクウシンケンオーのダイシンケン天空唐竹割りを受け爆散した(その際に「今は反省してる~!」と叫んでいる)。

現代の伝承で『提灯お化け』という妖怪がいるとされている。
『提灯お化け』は火を灯した提灯の化け物らしく、ハチョウチンの火炎と提灯のようなその姿が『提灯お化け』伝承のルーツになったと思われる。

【余談】

「炎を吸収する事で強化するが、水が弱点となっている」怪人次々作にも登場している

虚無僧をモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『星獣戦隊ギンガマン』の虚無八以来、提灯をモチーフにした怪人は『忍者戦隊カクレンジャー』のチョウチンコゾウ以来の登場となる。

最終更新:2012年12月30日 19:50