【名前】 |
地球犠獄集団・幽魔獣 |
【読み方】 |
ちきゅうぎごくしゅうだん・ゆうまじゅう |
【登場作品】 |
天装戦隊ゴセイジャー |
【分類】 |
敵組織/悪しき魂 |
【名前の由来】 |
U.M.A 2010 |
【詳細】
1万年前に地球に存在していた汚れを力に変える種族であり、汚染された環境を喜ぶ性質を持つため地球をそういった世界に変えることを目的としている。
そういった者達であるため当時の
護星天使の討伐対象にされたらしく、その戦いの末
ある護星天使によって
エルレイの匣へ封印されていた。
その後長きにわたり匣は地中深くに埋まっていたが、1万年が経過する中で地殻変動か何かで地表付近に浮かび上がってきたようで、epic16において
流星のデレプタが放った流星弾が匣の埋もれていた丘に偶然命中。
ブロブの膜インや
ビッグフットの筋グゴンが封印されていた匣の蓋が開いた事で現代に復活した。
しれっとした顔で膜イン達と接触した
チュパカブラの武レドランは自身が彼らの封印を解いたような発言をしていたが、単に彼らからの信用を得る為の虚偽だったのか、デレプタの攻撃によって封印が解かれるのを見越していたのかは不明。
後の展開のことを考えると彼が匣の封印を解く手段、知識があっても不思議ではないことから、それを利用した前者の可能性が高いか。
幽魔獣達はそれぞれが個別に匣に封印されているが、
河童のギエム郎や
ネッシーのウオボ渦等封印を免れ各地にひっそりと過ごしている個体も少ないながら存在している。
ギエム郎が膜イン達と再会した際に仲よさげに振る舞っていたり、作戦に応じて膜インらが匣を開けて復活させたりしているため、寿命は1万年を優に超えるのだと思われる。
汚れを好む性質から、現代の地球の汚染具合は1万年前と比べ酷くなっていることから個々の戦闘力は封印前に比べパワーアップしており、ウォースターとの激闘を終えたゴセイジャーすら苦戦する戦闘力を発揮する。
地球を腐らせるため数々の作戦を立案、実行するものの、1万年前当時の護星天使と共に戦った
ゴセイヘッダーもまた幽魔獣の復活を察知して現代に蘇りゴセイ
ナイトとしてゴセイジャーと共に戦うようになり、アラタ達もスーパーゴセイジャーというパワーアップも経たことから敗北を重ねていった。
そして武レドランの策略によって膜インと筋グゴンが仲違いしたものの、実際はその策略を読んでいた膜イン達に逆に武レドランが嵌められる形となり敗退。
残った膜イン達もEpic31でエルレイの匣に全ての幽魔獣の力を集めた最終作戦を実行するもゴセイジャー達に撃破されたことで事実上壊滅した。
しかし未だに封印されたままの幽魔獣が存在する可能性もあり、全滅、壊滅したとは言い切れない。
一応上述の通り膜インらの企てた策略によって生き残りが居たとしてもその力は吸い取られてしまっているだろうことを考えると、未だに生き残りが居たとしても休眠状態ないしまともに戦える状態ではないのかもしれない。
【余談】
幹部や怪人のモチーフは地球上の未確認生物(UMA)となっている(
河童などの妖怪、
ブロッケン現象などの生物とは言えない物も含まれる)。
更に裏モチーフとしてウォースターと同様に無脊椎動物が用いられているが、自力飛行が不可能な無脊椎動物(地を這う蟲)がほとんど。
名前の由来は洋画タイトル(ほとんどがホラー映画やモンスターを題材としたパニックムービー)のアナグラムとなっている。
ほとんどがモチーフになったモンスター、持っている特殊能力、行う作戦のどれかが元ネタになっている。
更にそれぞれの怪人の名前表記には必ず漢字が1文字含まれ、3人の幹部は名前の1文字目に漢字が使われている。
それ以外の場合は「2文字目以降(正確には
ツチノコのト稀ヅ以外の全ては最後尾)に使われている」という共通点が見られ、名前に含まれた漢字が能力や特徴を表している者も多い。
テレ朝公式サイトのページにはそれぞれに「趣味」が紹介されている
しかし、封印されていない者はともかく、封印された者の趣味も封印された1万年前に存在したかどうか怪しいものが多い(現代に復活した後にできたと思われる)。
各UMAの名前は本人達が「自分で」名乗っている為、「
遮光器土偶」や「
ブロッケン現象」などのように到底UMAとは言えない物も多い。
どのようにして発生したかは不明だが、
スカイフィッシュのザイ粉のように比較的最近発生し、膜インも知らない幽魔獣がいるなどとどのようにして誕生するのかは不明。
最終更新:2024年04月23日 18:09