ホッパー・ドーパント

「食べる?」

【名前】 ホッパー・ドーパント
【読み方】 ほっぱー・どーぱんと
【声/俳優】 佃井皆美
【登場作品】 仮面ライダーW
オーズ電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム
【登場話】 第37話「来訪者X/約束の橋」
第38話「来訪者X/ミュージアムの名のもとに」
【分類】 ドーパント
【メモリ】 ホッパーメモリ
【綴り】 HOPPER
【頭文字デザイン】 二匹のバッタ(H)
【モチーフ】 バッタ
【生体コネクタ位置】 右の太もも

【詳細】

「ホッパー(バッタ)」のガイアメモリで通称「イナゴの女」(本名不明)が変身したドーパント

ミュージアム内部では「パニッシャー(処刑執行人)」として扱われる特殊な立ち位置にいる人物で、同様の役割を任せられているのは他にスミロドン・ドーパントのみ確認されている。
人間態は紫髪でゴスロリ服に身を包んだイナゴの佃煮を好む女性。
イナゴの佃煮を可愛らしくデコレーションした小箱に詰めて携帯しており、会う人間に「食べる?」と勧めるものの、その異様さに引く者がほとんど。

バッタの記憶に由来した驚異的な脚力を誇り、ジャンピングを連続することで凄まじいスピードで移動しながらの蹴り技を得意としている。
ミュージアムの施設から逃走した山城博士の抹殺を目的として行動しており、人間の姿でも非常に高い身体能力とかかとに仕込んだ電撃針を用いた格闘戦を得意とし、ドーパントにならずとも処刑人としての確かな手腕の持ち主。

警察に保護された山城博士を婦警に変装し連れ出して重傷を負わせた後、やってきたアクセルトライアルと交戦。
素早い連続ジャンプで相手を翻弄し、止めを刺そうとエネルギーを纏った蹴りを放つが回避され、着地した瞬間にマシンガンスパイクを受けメモリブレイクされる。
一度は倒れ伏したものの即座に復帰し、変身を解いた照井竜から逃走を図ろうとしたものの、スミロドン・ドーパントに口封じとして始末されてしまった。
処刑人が同じ立場のドーパントに処刑されてしまうという何とも言い難い最期であった。

【小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~】

直接登場はしないが、「紫髪にゴスロリ服の処刑人」として存在が示唆されている(小説の時系列は第32&33話の間)。

【オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー】

ショッカーの同盟怪人として登場。処刑広場の戦闘ではスカイライダー(イナゴがモチーフの仮面ライダー)と戦った。

【仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム】

アクマイザー配下の怪人軍団に参加。

【余談】

イナゴの女を演じた佃井皆美女史は後に仮面ライダー鎧武/ガイムにて湊耀子役として出演。
仮面ライダーマリカとして新世代ライダーの一人として物語の中核人物を担った。

湊女史は卓越した身体機能を持つことで有名であり、生身アクションに定評のある人物である。
獣電戦隊キョウリュウジャーにもそういったアクションを期待した配役で出演している。
かつては獣拳戦隊ゲキレンジャーにてリンシーのアクトレスとして出演したが自分には向いてないと思い、スーツアクターの仕事はやらなくなったというが、仮面ライダーマリカとしてスーツを着用し華麗なアクションを披露している。
スーツアクターとして活躍する藤田慧氏は同期であり、ホッパー・ドーパントのアクターとして参加し、仮面ライダーマリカのアクターとしても出演するなど共演する機会が多い。

最終更新:2024年05月21日 22:36