【詳細】
仮面ライダー図鑑等では「自衛隊」とだけ文章に書かれているが、登場した人物達は所属が「陸上自衛隊八王子駐屯所所属」とされているため、本項目では陸上自衛隊と称する。
略称としては「陸自」等とも呼ばれる日本国における「陸軍」。
日本の実力組織である自衛隊のうちの陸上部門を担い、その活動においては日本国の法律において厳密に定められている。
仮面ライダーアギトにおいては劇場版ProjectG4やTVSPに登場している。
「国防」の観点から様々な方面に手を伸ばしており、孤児達を集めて
超能力研究所を密かに経営し
超能力者達を選別していた上、密かに小沢澄子が計画し開発が頓挫していたG4システムの存在をどこからか聞きつけた深海理沙がG3ユニットに潜入し盗み出して完成させていた。
孤児達の中には確かに超能力を会得した素質のある子どもたちがいたのだが、実はESPクイズを不特定多数に送りつけてはそれで高いスコアを出した人間に目をつけ拉致まがいの手段を取っていた。
G4は搭載されたAIの動きに大半の人間は追従できず大きすぎる負担が命を削る禁断のシステム。
それに超能力者を”接続”することで未来予知等が使えるようになるが、ただでさえ人体を消耗品のように扱う上に、G4の負担まで逆流することから、G4の着用者以上に貴重な超能力者までもを使い捨てにしてしまう。
よって
仮面ライダーG4がもたらす力は仮面ライダーアギトをも凌ぎ、日本という国の守りは強固になるが、その裏では使い潰される人間がいるのだ。
実際G4が完成するまで、数多くの人間が着用時の負担に絶えきれず死亡している。
それを”犠牲”と捉えず、”必要”と言い切るのがこの件を主導している深海理沙、及び現在のG4装着者である水城史朗らであった。
自衛隊全体がこのような活動を容認していたか、黙認していたかで話は変わってくるが、劇中ではそこまで深く踏み込まず、あくまで深海理沙を始めとする一部の自衛隊員による過度な正義感による暴走のような形で話をまとめている。
なお確かに超能力者の未来予知を組み込んだ仮面ライダーG4は完璧とも言える存在になったが、超能力者がその能力を発揮するために発する思念が
アントロードを引き寄せるという本末転倒な事態となり、拠点を
アンノウンの大群が襲撃するという大事件となってしまった。
そもそもが深海理沙が不特定多数の人間に送りつけたESPクイズは確かに超能力の素質の在る人間を見つけ出すことが出来るが、つまりはそれはアンノウン側も狩る獲物を見つけやすくなるということであり、実際劇場版ではESPクイズを簡単に問いている男性がフォルミカ・ペデスによって殺害される場面がある。
また
超能力研究所もまた、もしかしたらもっと多くの人間が超能力に目覚めていた可能性もあるものの、確実に超能力を獲得していた少年少女が存在し、それらを目当てにアントロードの大群に襲撃され壊滅するという大惨事になっている。
ProjectG4…仮面ライダーG4はGシリーズの開発者である小沢澄子さえも設計段階で封印し、実質的に破棄していた危険な存在であり、それを世に出し、あまつさえ自分の目的のために使おうとした深海理沙の行動によって多くの人間がアンノウンによって命を落とすこととなった。
結果的に国防の要たる自衛隊が、そのために消費されるものが”人命”であることを無視した時点で劇場版で辿った末路に至るのは運命だったのかもしれない。
【余談】
劇場版において名前が判明している二人に関しては、所属が陸上自衛隊八王子駐屯所であることが仮面ライダー図鑑等で確認できる。
これは実在しない駐屯地であるが、八王子市内には自衛隊の総合窓口が設けられているため無関係ではない。
超能力研究所に水城史朗が配置されていたあたり、あの施設は少なくとも東京都内にあった模様。
実際津上翔一達が大規模な移動をしている場面がないことや、施設から逃げ出したレイ少年が葦原涼と出会ったあたり、彼らが暮らす範囲からそう遠くはない地点に存在していた可能性が高い。
最終更新:2026年09月14日 03:50