メ・ギャリド・ギ

「ゴセパ・ガブルンゲ・ババゾロ・ヅゴドボ・メ・ギャリド・ギ・ザ」(俺は悪夢の背中を持つ男、メ・ギャリド・ギだ)

【名前】 メ・ギャリド・ギ
【読み方】 め・ぎゃりど・ぎ
【声/俳優】 石橋直(クウガ)
【登場作品】 仮面ライダークウガ
仮面ライダーディケイド
【登場話(クウガ)】 EPISODE15「装甲」
EPISODE16「信条」
【登場話(DCD)】 第1話「ライダー大戦」~第3話「超絶」
【分類】 グロンギ
【通し番号】 第24号
【所属集団】 メ集団
ゲゲル ターゲットを袋小路に追い詰めトラックで轢き殺す
【特色/力】 腕部のカッター、運転技術
【モチーフ】 ヤドカリ
【名前の由来】 メ(メ集団に属する)・ギャリド(ヤドカリ)・ギ(水生生物属性)

【詳細】

グロンギにおけるメ集団に所属するヤドカリ種怪人。

腕に備えたカッターと胸に巻いたチェーンを武器とし、人間体は上半身の素肌をさらしロープを巻くなど奇抜な見た目を持つ男性。
痛みに鈍感なのか素肌に安全第一の腕章のピンを直に皮膚に刺し縫い留めていた。
チェーンを相手に巻き付け両手のカッターで切り裂く戦法を得意とする。

どこかにあったトラックを気に入り、袋小路に追い詰めた人間をバックしながら轢き殺すという残忍な手口でゲゲルを続けていた。
「悪魔の背中を持つ男」を自称し、敵や獲物を攻撃する際には背中を向けて後ろ向きに襲うという、風変わりな習性を持つ。
仮面ライダー図鑑によれば、ヤドカリが殻に籠もるように自らの身体を何かで隠すことを好むという。
トラックがバックする際の「バックしますバックします」というアナウンスがトラウマになった人も多いであろう。

クウガとの初戦では何故か機能を停止したトライゴウラムを前に慌てふためくクウガをひき殺そうとするも、瞬時にドラゴンフォームになったクウガによけられてしまい交戦。
戦闘の中圧倒され、攻撃を受けて吹き飛ばされた際偶然漏れでた燃料に火が引火して爆発が起きた中巻き込まれて死亡したかと思われたが、すんでのところでマンホールから地下に潜り込むことで逃げ延びる。

再戦時、トラックでこれまでと同様にひき殺そうとしたもののゴウラムが武装したトライゴウラムの突進でトラックは大きく弾き飛ばされ横転。
さらに荷台に刻まれた強力な封印エネルギーの奔流を浴び、それがバックルに達し爆散した。

他のグロンギと違い、リント(人間)が作ったものでゲゲルを行った特異な存在。
ゴオマに「恥ずかしくないのか?」と罵声を受けるも「これは、これで、いいんだ」と言って開き直っている。
このような特性から怪人体に殆ど変身せずゲゲルを行っていた。

【仮面ライダーディケイド】

本編中で小野寺ユウスケの変身したクウガに最初に倒された怪人。
ラ・ドルド・グと組んで戦闘を行っていたが、ドラゴンフォームに変身したクウガのスプラッシュドラゴンを受け爆散した。

【余談】

テレビ朝日の『クウガ』公式サイトには「常に体を何かで包んでいないと気が済まないため、トラックに乗り込んだ」「古代では巨大な石のローラーで人を轢殺していた」とも記述されている。
古代においての殺害方法に関しては仮面ライダー図鑑でも記載されている。

モチーフはヤドカリ。
怪人態の素肌は甲殻類を思わせる質感で頭には布を巻いているが、おそらくヤドカリの殻を表現したもの。


最終更新:2024年11月19日 03:09