「タイムリミットだ」
【詳細】
地球に棲むシロアリに似た能力を持つワーム成虫態。
集団での活動を好み、口腔から吐き出すガス状の蟻酸で獲物を腐食させて喰らい、更に身体各部の突起状のトゲで鋼鉄やコンクリートも粉砕できる。
優秀な外科医でもある若林龍宏の姿に擬態し、本物を始末しようとするが、彼の「自身を待つ患者の為に1ヶ月だけ待って欲しい」という懇願を聞き入れる。
若林の手術能力を完璧にコピーしている為、しばらくは2人が交代で手術を行っていたが、それでも回し切れなかった。
呼び寄せた同種と共に若林の姿に擬態し、4人で入れ替わりに手術を行う事で多くの生命を救っていたが、それと同時に至る場所で人間を殺害していく。
上述の手術能力や屋台での振る舞いなどで擬態は完璧だったが、「酒を飲んだ若林が手術前にナースに気合いを入れてもらう」という習慣を天道に見抜かれた為に本物が判明する。
その後、約束通りに若林の命を奪おうと目論むが、他の2体と共にカブトや
ドレイクと交戦し、最期はドレイクのライダーシューティングを受け爆散した。
【余談】
「フォルミカアルビュス」はラテン語の「Formica(アリ)」と「Albus(白い)」を組み合わせている。
その為にシロアリをモチーフにしたと思われるが、アリとシロアリは全く異なる昆虫とされる(アリは
ハチ目の昆虫、シロアリは
ゴキブリ目の昆虫)。
放送当時に発売された格闘ゲームでは使用可能キャラの1体として登場。
サナギ体から脱皮し、フォルミカアルビュスワームの中で唯一の出演となった。
演じるモロ氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は今作が初となり、
シリーズ第11作目でも
怪人を演じている(あちらは人間が
怪人に変身する)。
最終更新:2014年10月20日 13:08