獣人ムコウア

「田舎者のひよっこ獣拳使い共がいくら束になろうともこのムコウア様には勝てぬわ!ほれ、ほれ、立てるものなら立ってみろ!」

【名前】 獣人ムコウア
【読み方】 じゅうじんむこうあ
【声/スーツアクター】 大林勝
【登場作品】 獣拳戦隊ゲキレンジャー
【登場話】 修行その33「フレフレガッチリ!カンフー忠臣蔵」
【分類】 臨獣拳士
【獣拳】 臨獣アングラーフィッシュ拳
【得意リンギ】 万禍灯(ひくまんわっとう)
突長跳(とっちょうちょう)
【好きな場所】 深い海の底
【好きな食べ物】 小魚など
【好きな言葉】 闇夜の提灯
【生物モチーフ】 アンコウ
【その他のモチーフ】

【詳細】

この世に蘇ったリンリンシーの1人。海の拳魔 ラゲクの配下。

アンコウを手本とし、提灯の光を利用して有利に戦う臨獣アングラーフィッシュ拳の使い手である。
アンコウのような発光器官をフラッシュさせる事で相手の目を眩ませたり、相手の死角に潜むことが出来る。

ラゲクの秘伝リンギによって江戸時代まで飛ばされたゲキレンジャー、理央、メレを元の時代に返さないために追跡し、双獣刀を奪い、吉良に憑依して足止めを行う。

吉良に憑依して、追いかける侍を始末した所をジャン達に見られ、頭部の提灯から発する強烈な光「万禍灯」で目をくらまさせその隙に退却。
ランは忠臣蔵の歴史を知っているため、歴史を変えてはならないと活躍、理央メレに見つけられ逃走する。
追いつかれゲキレンジャー達と光弾やら万禍灯で戦うが、レッドと理央の連携攻撃に追い詰められる。

その直後、双獣刀を飲み込んで邪身豪天変によって巨大化する。
元の時代に帰る為、一時的に手を組んだ事で誕生したゲキリントージャに万禍灯、さすまたの連続突き「突長跳」で挑む。
しかし、メレの吊るし切り(複雑な骨の形をしているアンコウを捌くのに使う切り方)でダメージを負い、最期は激激臨臨斬を受け爆散した(その際にラゲクの名を叫んでいる)。

吉良達は眠らされており、この戦いを吉良は夢と解釈している。

【余談】

吉良上野介に憑依している間に彼の性格がうつってしまったようで、忠臣蔵の吉良と同様に、相手のことを田舎侍呼ばわりする癖がある。

EDで解説をしていた美希が持っていた忠臣蔵の書物には巨大化戦の絵が描かれており、ゲキレンの世界では1つの事実として歴史上に残ったらしい。
モチーフがアンコウなのは、おそらく「赤穂浪士(あこうろうし)」と「アンコウ」をかけたものだと思われる。

本編において最後の臨獣拳士となり、以降は幻獣拳が登場する。

最終更新:2019年04月16日 17:48