飛電ゼロワンドライバー

「ゼロワンドライバー!」

【名前】 飛電ゼロワンドライバー
【読み方】 ひでんぜろわんどらいばー
【登場作品】 劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer
仮面ライダーゼロワン
【初登場話】 第1話「オレが社長で仮面ライダー」
【音声】 メイナード・プラント
ブレイズ・プラント
【分類】 変身ベルト
【使用者】 仮面ライダーゼロワン

【詳細】

仮面ライダーゼロワンが使う変身ベルト。

飛電インテリジェンスの社長の証であり、同社の社長でなければ使用できないよう何らかのセキュリティがかけられている。
プログライズキーを用いたパワードスーツを作成し、装着者を「ライズアーキテクター」を纏った仮面ライダーゼロワンへと変身できる。

認証装置のオーソライザーに非接触読み取りにてプログライズキーに内蔵されたデータを認識、プログライズキーのロックを解除し、待機状態「オーソライズ」を完了。
変身中、スロットに装填されたものとは別のプログライズキーをオーソライズすると、必殺技の威力を最大で6段階解放することができる。

装填用スロットのライズスロットにロックを解除され展開した状態のプログライズキーを装填することで、内部に配置された接続用端子「ライズポート」と接続、ラーニングが開始される。
照射成形機のビームエクイッパーは前面に展開された特殊レンズを用いてゼロワンのパワードスーツ「ライズアーキテクター」や、反応炉「プログライズリアクター」で変換反応させた生物のデータイメージ「ライダモデル」をモデリングビームにより照射成形、変身者に実装する役割を持つ。

反応炉のプログライズリアクターはプログライズキーに内蔵された生物のデータイメージ「ライダモデル」とゼロワンシステムを反応させ、生物の固有能力と人体の相互作用を最大化する形態に変換する「プログライズ」を行う装置。
その際に発生する余剰エネルギーはフォトンとなり、炉内に充満すると一部が反射波の役割を果たして内圧を高めるチャンバー効果が発生、反応を加速させる構造となっている。

保安機構のライズリベレーターはライズスロットにプログライズキーが装填されることで展開し、プログライズリアクターを開放、ハイブリッドライズの際には中央部に戻り、データの保存とバックアップのための待機状態を経て新たなプログライズキーの装填により再展開する。

変身者の腰に装着する際にヒデンリンカーが出現し、腰に巻きついて固定される。
必殺技はライズスロットの部分を押すと発動が可能。

設計自体は飛電其雄が行っていたようだが、プログライズキーを含めた準備は或人の祖父、飛電是之助が整えていた様子。
是之助が亡くなった後、活動を活発化させるであろう「ヒューマギアを悪用する者」に対する抵抗手段として飛電インテリジェンス社長の座についたものに使えるよう遺言書を作成していた。
その遺言書に則り、飛電インテリジェンス新社長となった飛電或人の所有となる。

劇中で中盤に社長の座を追われた際には使えなくなったが。イズが「飛電製作所」という新会社をネットワークを通して設立、そこの新社長として或人が任命されたことで再び条件を満たし、ゼロワンへの変身が可能になった。

第39話で仮面ライダーアークゼロに或人が敗北した際に衛星ゼアを掌握するためのバイパスとして使われる形で紛失し、飛電ゼロツードライバーが新たに作られることとなったが、最終回にてゼロツードライバーのビームエクイッパーによって再製造され、以後再びゼロワンへの変身に使われる。
なお、ゼロワンとゼロツーはドライバーが異なる別のライダーであるため、フォームを切り替えるにはベルト毎に切り替える必要がある。
だが、アークゼロ側に奪われたドライバーはアークの秘書アズによって悪用され、絶滅ドライバーエデンドライバーなどのベースとして用いられる形となった。

似たようなフォームチェンジとしては仮面ライダー鎧武に登場する仮面ライダーバロンがバナナアームズからレモンエナジーアームズへの切り替えだが、上述したように飛電ゼロツードライバーは、飛電ゼロワンドライバーが使用不可の状況で作られたもので、ゼロワンドライバーが再製造されたのは最終回(の回想シーン)であるためドライバーの交換は行われなかった。

『劇場版REAL×TIME』では仮面ライダーエデンとの戦いでゼロツードライバーを剥ぎ取られて変身を解除してしまったため、ゼロワンドライバーを取り出して変身しようとしていたがその前に攻撃を受けて吹き飛ばされ、こちらも未遂に終わっている。
『仮面ライダーバルカン&バルキリー』では不破諫が使用するに辺り、「飛電製作所」と同じく新会社を設立し、変身認証時の問題を解決した。

【余談】

音声は歌手として知られるメイナード・プラントとブレイズ・プラントの兄弟が担当。
キカイダーの必殺技、「ゼロワンドライバー」と被る上にヤマハ製ゴルフクラブの商品名として商標登録されている名称のため、「飛電」ゼロワンドライバーという名称にして諸問題をクリアしている。

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最終更新:2024年05月12日 16:44