すわんじゅに~、さんじゅ!、よんじゅに!、8、よんじゅうさん!
-4ポイント、オーマイガー!
五月号表紙:間桐慎二
カラーページ:慎二のグラビア14ページ
コラム:四天王特集②間桐慎二
漫画:すごいよ慎二くん第35話「働けアン・後編」
プレゼント企画:間桐慎二のブリーフとデュアルブレード(単三電池別売り)を一名様に
後藤P「ギャフン!」
まるで役に立たなかった。
トップアイドル四天王の一人『キャラ立ちの慎二』。オフの日はいにしえの洞窟で己を
磨き続け、いずれは他の四天王を倒しアイドルマスターとなる事を目指している。
彼の写真を撮るために洞窟前で待ち続ける富竹は後を絶たない。
自由行動イベント終了
【定期イベント・特撮撮影】
正義の味方エミヤファイブは日曜朝8時半から放送されている特撮番組だ。
前作エミヤレッドの流れを汲む笑いと涙とCGを駆使した作品となっている。
監督「いやー、マキジちゃんそれとても似合ってるよ」
マキジ「へへー、そんなに似合ってますかクリ?嬉しいぜ、じゃなくて嬉しいクリー」
後藤P「う、うんいいんじゃないかな」
君はでっかいシュークリームの着ぐるみを着たマキジを褒める。
幹部怪人ディルムッドの部下怪人スイーツ女(笑)、それがマキジの役だ。
冬木大橋を落とそうとするディルムッドと戦うエミヤファイブ、その間シュークリーム屋
に変装したスイーツ女(笑)が警察部隊を腐ったシュークリームで足止めする。完璧な作戦
だったが、痛みすぎたシュークリームから飛び出したリクームさんのリクームエルボーで
スイーツ女(笑)は倒され、劣勢となったディルムッドは退散する。という話である。
監督「それじゃあ撮影行ってみよ!」
後藤P「あの、監督一つお願いが」
監督「何かね?」
【選択肢】
貧乏神:マキジの着ぐるみは顔が出るやつに代えてもらえませんか?
福の神:リクームさんはCGじゃなくて本物を用意してもらえませんか?
天邪鬼:スイーツ女(笑)の語尾と名前何とかなりませんか?
後藤P「リクームさんは本物使わないんですか?」
ダンスユニットギニュー特戦隊の元メンバーのCG。リクーム氏本人は尻を出しながら
踊るなど他のメンバーとは一線を画す芸風で人気を集めるが、糖尿病治療の為メンバー
を脱退。その後、彼が出演していたテレビ番組で誕生したCGキャラが人気となり、
様々な番組に出演する事となる。
これがCGキャラクターリクームさんの誕生の経緯である。リクームさんはでっかい
シュークリームの中からシューを破って登場する芸を得意としており、撮影に使われた
シュークリームはスタッフの皆で美味しく頂く事から、ぎりぎり食べられるシュー
クリームの事を業界用語でリクームと呼ぶことになった。
なおリクーム氏本人は病気は完治していないものの昨年芸能界に復帰しており、
お笑い関係のネット掲示板等で笑いの神と呼ばれているほどの活躍を見せている。
監督「本物のリクームさん、うん、その手があったか。最近のマンネリを打破するには
いいアイデアかもな。よーし、皆聞いてくれー、今回からリクームさんは本物を使おうと
思うんだけどどうかな?」
脚本家「監督、また素人さんの思いつきを採用ですか?」
スタッフ「いいんじゃないですか、俺は面白いと思いますよ」
主演俳優「本物のリクームさんはキャラが強すぎるから毎回は勘弁して欲しいっスね」
マキジ「あれ?いつのまにかプロヂューさーのせいで本家リクームキックを食らいそうな
ながれに!?」
脚本家「それでリクームさん本人を呼ぶ分の予算はどこから」
監督「いや、それはまだ決まってないけど」
スタッフ「でた~、監督のまだ決まってない!」
主演俳優「次の撮影の時間押してるんでなるべく早めにお願いしますよ」
で、
監督「マキジ君のギャラを使えば今回だけ呼べるという結論に達しますた」
マキジ「本物のリクームさんに会えるなら私は文句ないっ!」
ノーギャラで仕事を引き受ける。このリスクは間違いなく後で自分に降りかかってくる。
今月の給料からの天引きを覚悟せねばならない。
【選択肢】
パタリロ:では、うちのマキジはノーギャラで。
バンコラン:素人がナマ言ってすみません。
後藤P「と、言うわけなのですが」
武内「うん、好きにすればいいと思うよ。うちは確かに貧乏だけれどリクームさん
一回分のギャラなら大丈夫だし」
後藤P「はい、ありがとうございます」
マキジノーギャラの件を電話で社長に伝えると以外にもあっさりオッケーがもらえた。
既に君自身の覚悟も出来ている。後はご本人の到着を待つだけだ。
スタッフ「リクームさん出演オーケーだそうです!」
監督・マキジ・後藤P「よっしゃ!」
そして、彼が必要なシーン以外を全て取り終えた時―、
一台の古びた軽自動車が撮影現場に到着した。
監督「来た」
主演男優「よっ、待ってましたよ」
マキジ「―(感激で声が出ないようだ)」
笑いの神 光臨。
判定材料:キャラクター
推奨値:23
現在地:33
難易度・・・VERy veRY― EASYー!Oh Baby!
【オモロー!】
リクームと競演:3の倍数と3の付く数字以外の数(+になる数)が一回でもあれば成功!
29、ハイ成功―!
スイーツ女(笑)「クリクリクリー、よくぞ私の正体を見破ったクリねデカ長。しかし、
もう遅いクリ、お前たちは私の用意したふっるいシュークリームで腹を壊し動けない。
お前たちはもうディルムッド様の元へは辿り着けんクリー!」
デカ長「くそっ!メガ怪人め、シュークリームなだけに甘い罠をはりおって!!」
スイーツ女(笑)「さあ、この日のために一ヶ月前から用意した特大腐れシュークリーム
を浴びて死ぬクリー!」
トラックの荷台に乗った巨大なシュークリームを投げつけようとするスイーツ女(笑)、
と、その時シュークリームがかすかに震えた。
スイーツ女(笑)「クリ?」
デカ長「な、何だこの曲は!?」
(ベイべべイベベイべべイベ)
スリルたっぷりな曲に合わせてシュークリームの動きが大きくなっていく。
そしてついに動きはシューの限界を超え、一気にカスタードクリームを撒き散らし
ながら毛の薄い大男が中から登場した。
リクーム「進化成功!」
スイーツ女(笑)「しまった!クリームを腐らせすぎてリクームにしてしまったクリ!」
スパーキン!という効果音と共にスペシャルファイティングポーズを決めるリクーム。
『この物語はフィクションです現実にはシュークリームを放置しても中からリクームは
出てきません。シュークリームは生ものなので早めに食べましょう。このシュー
クリームは撮影の後スタッフがおいしく頂きました』というテロップが流れる。
監督「はーいオッケー」
主演男優「お疲れ様っしたー!じゃあ自分次の仕事があるのでこれで」
スタッフ「リクームさんどうもありがとうございます!」
リクーム「いいって事よ、テレビの仕事なんてずーっと無くて、バイトしてるか
家で寝てるかだったからな。ああ、そうだ!!」
リクーム氏は君に声を掛ける。
リクーム「あんたが俺に仕事くれたそうじゃないか」
後藤P「あ、は、はい。まあそういう事になります」
リクーム「しかも、俺のギャラはあんたのポケットマネーから出たって聞いたぜ!
嬉しいねえ、若いのにたいした奴だよ」
スタッフ「すいません後藤さん、つい口がすべって勝手に言っちゃいました」
リクーム「と、言う訳でこいつは礼だ。ガラクタばっかだが好きなもん持っていってくれ!」
リクーム氏は乗ってきた軽自動車の後部を開けいくつかのアイテムを君に見せた。
- リクームオンリー本・スペシャルファイティングポーズ集
リクーム氏のサインが入った本。全155ページ。ただし、これだけでは新しい
トレーニングを閃くことはできない。
休日のフットワークが上昇する乗り物。危ないので決して二人では乗らないように。
この本を読んでバブリーな気分になれば、一回の買い物数の上限なんて吹っ飛ぶんだにゅ。
甘いものの取りすぎが気になるあなたに、お口の中リフレッシュ!
君は、
【選択肢】
アイスレーベン69号:リクームオンリー本を手に取った。
石川や浜の真砂は尽きるとも号:セグウェイに乗って3002プロに戻った。
オブラディオブラダ・ペーパーバックライター号:スイフリーの処世術をもらった。
ショーン=コネコネ90号:ダンボール入りのガムをもらった。お、重い!
モンブラン号:軽自動車に乗ってその場から去ろうとしてみた。
新しいトレーニングの閃きが欲しかった君は迷わずリクームオンリー写真集を手に取る。
後藤P「これいいですか?」
リクーム「お前こそそれでいいのかよ?車に積んである中でたぶんそれが一番安いぞ」
後藤P「いえ、これがいいんです。うちのマキジも私もリクームさんの本があれば勉強に
なりますので」
監督「さあ、撮影が終わったからリクームパーティーだ!」
スタッフ「待ってました!」
この番組ではリクームさんは基本CGだが、シュークリームは本物である。
毎回撮影終了後には地面に敷いたサランラップの上に散らばったクリームとシュー皮を
拾い集め、形を整えた後スタッフ一同のお腹に納まるのである。
今日も、甘いもの断ちをしているリクーム氏と次の仕事がある主演男優を除く面々で
リクームパーティーが開かれた。
マキジ「監督―、このシュークリームタッパーにいれて持ち帰っていいですか?
こないだ買った本にシュークリームの美味しい食べ方っていうのがあって、それの
実験をやってみたくて」
元ダンスユニットのメンバー、ではなくこの場合は食品の方。シュークリームが
自然状態で三週間経過するか、番組の小道具として使用されるとこの状態になる。
食べると疲労度が5回復。高確率でシュークリーム中毒になる。
監督「いいけどほどほどにね」
マキジ「はーい」
マキジはタッパーにリクームを5個ほど詰め込もうとしている。
【オモロー】
黙ってみている:ナベアツなしでそのままリクーム5個ゲット。
止めさせる:(5-SNポイント)個をマキジが持って帰る。
自分も手伝う:(5+SNポイント)個をマキジが持って帰り、自分も一個持って帰る
よんじゅに!、41ぃ!よんじゅうさーん!さーん!2。
+三ポイント、まあこんなものか?
後藤P「いじきたないマネはいけません!」
君は素早くタッパーを傾け、入っているリクーム5個全部を皿へ戻す。
マキジ「でもさー」
後藤P「食べるならここで!」
マキジ「・・・はーい」
もっとゴネるものかと思ったら意外にもあっさり引き下がるマキジ、少し違和感を
感じたが、場の空気を悪くするのもなんなので追求はしない事にした。
そして、打ち上げ会場でも普通の女の子並にしか食べないマキジを見てまた違和感を
感じる。はて、マキジ=大食いというのは君の勝手な先入感で実際は少食なのだろうか。
マキジの胸が一回り大きかった事に気づいたのは君が帰宅してからであった。
【5月の定期イベント・特撮】
結果・・・成功!(ただし、ノーギャラ)
給料の事は今は忘れて成功を喜ぼう!!
定期イベント終了
【ランダムイベント・歌番組に出たORTたんの話】
【選択肢】
根岸:結果だけ聞く。
クラウザーさん:詳しい話を聞く。
仕事から帰った君の家に一人の来客があった。武内社長だ。
後藤P「どうしました?」
武内「後藤君、実はちょっと凄い事が起こってね、とりあえず上がらせてもらうよ。
この家ビデオある?」
後藤P「あ、はい」
武内社長はちゃぶ台に置いてある赤い宝箱型のテレビデオに持ってきたビデオを差し込む。
後藤P「これは?」
武内「まあ、見てなさい」
数秒の砂嵐の後テレビ番組が始まる。どうやらORTたんの出演した歌番組のようだ。
葵「遠坂葵の、歌ってエレガントー!」
雁夜「さあ、今週もまずはこのコーナーから、『新人アイドル対白レン』。
まずは新人アイドル三人の紹介です」
ORTたん「地球を侵略しに来た宇宙蜘蛛ORTたんだわさ、ムヒョヒョ」
クマクマ「宇宙熊の北極星クマクマです、目標は日本一の演歌歌手です」
ユキ「対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース、簡単に言えば
宇宙人。芸名はユキ」
雁夜「そして、この三人に対するはトップアイドル四天王の一人にしてこの番組の
主役、白レンちゃんだ!さあ、三人は見事白レンちゃんを倒し賞金をゲットできるのか?」
(中略)
白レン「100点」
ユキ「31点」
クマクマ「30点」
ORTたん「42点」
雁夜「三人合わせて103点、宇宙からの脅威の勝利です!」
葵「CMの後はコルネリウス・アルバ主演の新作映画『バックステップ2』の情報です」
???「ちょっとまつのねー!」
葵「な、何やつ!?」
いつもならCMに行く段取りだったのだろう、突然の声に驚きの色を隠せない
司会の遠坂葵。声の発信源にスポットライトとカメラが向かう。
慎二「ウヒョークカココキィ!喜べ視聴者諸君。このつまらない番組に
トップアイドルが来てやったぞ!」
雁夜「おおっと謎の声の正体は6464(むしむし)プロ所属のトップアイドル間桐慎二だ!」
白レン「台本にあなたの事は載っていないわ、帰って」
慎二「その通りなのねー!いや、だからこそアポなしでやってきたのだ我がライバルよ!
僕はお前と戦いに来たんだよ。アイドルマスターになるための第一歩としてなあ!」
雁夜「さあ、大変な事になってしまいました。白レンと間桐慎二、共に
アイドルマスターを目指すものとしていつかは戦わなければならない運命。
しかし、まさかこの番組の中でそれが実現してしまうとは!白レンちゃんの返事は
CMの後すぐ!」
(CM中)
葵「雁夜くん、今回の事知ってたでしょ?」
雁夜「もちろんさ!」
ドカッ バキッ ドスッ
葵「さあ、果たして白レンちゃんの返事は!?戦うのか、戦わないのか?」
CMあけに登場した葵の服は血まみれで、雁夜の席にはテディベアが座っていた。
【選択肢】白レンの返事は?
かわいそうな白レン:トップアイドルはいついかなる時も挑戦を避けたりはしない。
かわいそうな雁夜:ここで戦うと新人アイドルの迷惑になるから後日改めて勝負する。
かわいそうなアルバ:何か卑怯な手を用意してそうだから相手にしない。
白レン「勝負は受けるわ。でも今ここじゃ駄目。貴方も収録が終わったばかりで
全開じゃない私を倒してもつまらないでしょ?」
慎二「いや、僕としては収録後で疲労が溜まっているはずの今こそチャーンスと思って
乱入したわけで、まあいいや、それなら勝負は来週いにしえの洞窟でどちらが上か
はっきりさせようじゃないか!」
慎二の卑怯な宣戦布告を受けつつも番組の妨害からは遠ざける白レンの対応力は見事。
一方、疲労が溜まっている瞬間を狙う意図が外れた慎二もちゃっかりとホームグラウンド
での勝負を確定させるあたりさすがセコイ。ともあれ、コルネリウス・アルバ主演映画の
情報が予定通り放送され、勝負が持ち越しとなった。
武内「さあ、これから大変な事になるぞ後藤君。来週どちらが勝つにしろこれを
きっかけにアイドル同士の戦いが次々と表面化していくぞ。いわばアイドル戦国時代
というやつだ」
後藤P「マキジも売れていけば、今後嫌でもこの争いに巻き込まれると」
武内「ああ、だがこれは同時にチャンスでもある。単純にのし上がる機会が倍化する
という事だからね」
後藤P「でもこんな事やっていいんですか?こんな事したら、負けたアイドルの人気は
は大きく下がりますよ」
武内「それでも動き出すさ。アイドルマスターを目指すアイドルとプロデューサー達はね」
後藤P「では、いつか私達も」
武内「そういうことだよ。マキジ君が十分に成長した時、その時が来たと私が判断したら
迷わずゴーサインを出そう」
NOW Makijing・・・
最終更新:2008年07月29日 21:08