646 :龍ちゃん「ちょっと本気だす」 ◆M14FoGRRQI:2009/02/12(木) 19:04:59


『第三話』

迫る乳首、少女になった自分と友人、色欲に溺れ自分を求める友人。
もはや目の前の事態から目を背ける事など出来ないと観念した慎二は
いっそ開き直る事にした。

「いいよ衛宮、僕がたっぷりと女の喜びを味合わせてあげるよ」

そう言い乳首に口を合わせ、全力で吸い込む。
昔からの経験を必死で手繰り寄せ目の前の女の子を抱く事だけを考える。
幸いベッド上での経験値なら自分のほうが何倍も上だった。
同性の友人との性行為という異常な事態を早急に終わらせる為に慎二は自分から
動き出す。それは、シイタケが苦手な子が牛乳と一緒に一気に飲み込む様に似ていた。

「ん・・・」
「どうだい衛宮?」
「何かくすぐったいしちょっと冷たいな」
「我慢してろよ、こっから気持ち良くなるんだ」

慎二は口で含んだ士郎の乳首を舌で転がす。単調にならぬ様に吸う力を微妙に
変え続け、時折傷がつかない程度に軽く歯を当てる。

「あっ・・、慎二、なんかイイ・・・」

次第に全身を震わせ、顔を紅潮させていく士郎。
その姿は少女の感じる様そのものだった。
そして、この茶番を終わらせる為にやけくそになっていた慎二も変化が訪れる。
彼もまたこの体で色々と試してみたいと考えを変え始めていた。
そう、彼もまた肉欲に飲み込まれていった。
慎二はいったん乳首から顔を離し、士郎と同様に上半身の服を全部脱ぐ。

「慎二ぃ、止めないでくれよ」

乳首への攻めが中断され、イヤイヤと首を振りながらもっとしてほしいとねだる士郎。

「ふふっ、心配するなよ衛宮。しゃぶるよりももっと気持ちいい方法を試すんだよ」

慎二は体を上にずらし自分に乗りかかっている士郎と顔の位置を合わせる。
さっきまでは士郎の乳首の位置には慎二の顔があったが、今は剥き出しの乳首が
向き合っている。

「慎二、これって―」

士郎の問いかけに慎二はこくりと頷く。
士郎は慎二のやろうとしている事が何となく分かっていた。
昔、彼に貸してもらった本に体格が似た女性二人が向き合ってお互いの乳首を
くっつけながらキスをしているシーンがあった。
慎二はそれをやろうと言っているのだ。

「いくよ」

慎二が上半身を起こし、手を士郎の背に回す。乳首と乳首が口と口とが
ぴったりと触れ合った。

【神様―、エロ漫画名物3点ドッキングキスってどうよー?】
これこそ男のロマンの一つじゃ:士郎と慎二に先程の数倍の快感が走る―!
現実とエロ漫画は違うわい:思ったより気持ちよくなくて二人とも困りだす。
二人の力は無限大だぞい:体に電流が走ったかの様な錯覚を受ける二人!今までに感じた事の無い快感が押し寄せる!

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最終更新:2009年04月04日 17:07