インタレストマッチ広告
現在表示しているWebページに含まれるキーワードだけでなく、閲覧履歴や検索ワードなども分析し、サイト利用者の興味・関心に合った広告を自動表示する仕組み。
目次
概要
ユーザーの現在見ているページに含まれるキーワードなどだけでなく、過去に閲覧したページに含まれるキーワードなども分析しユーザーの興味や関心にマッチした広告を自動表示する仕組みです。
分析の要素として前述の要素の他、閲覧している時間帯、性別、年代、購入暦、キーワード検索履歴なども分析され興味関心の判別をします。
オーバーチュアー社の発表によるとインターネット利用時間のうち検索に使われるのはおよそ6%程度で、残りの94%の時間は閲覧に使われています。その閲覧に使われている94%行動、履歴、時間に対する分析を加えることで、よりターゲットの趣味趣向に合致させる広告を配信することでができます。しかも、ジャンルだけでなく年代、性別、時間帯なども指定して広告を配信させることが出来ます。
その効果として、インターネット利用者に対し、コンテンツマッチよりも興味・関心の高い広告が表示される。そのため、クリックされる率が高く、誘導される利用者も購入に結びつきやすい。
実践
1. 広告主として利用する方法
オーバーチュアの「インタレストマッチ」等のサービスに申し込む。
※効果測定をしながら、キーワード等の修正をしてゆく。
2. アフィリエイターとして利用する方法
インタレストマッチ広告のサービスに申し込む。
インタレストマッチのJavaScriptのタグなどを媒体となるサイトに
埋め込む。
※コンテンツや閲覧者の興味関心に応じた広告が自動表示する為
手動で効果的な広告を選ぶ労力を減らせる。
問題点
1. サイト利用者のプライバシーの侵害
個人の趣味趣向が履歴から分かってしまう
⇒重大なプライバシー侵害を起こさぬよう対策が必要。
(例:クッキーにID、Passwordを入れない仕組みを構築など)
2. 仕組みとしての不安定さ
(広告主も媒体であるブロガーも不安定である。)
理由:個人が多いので成果が出ないとすぐになくなってしまいます。
対策:成果地点を低く設定するなどの、継続する仕掛けが必要。
3. アフィリエイターにとっての問題
コメントやトラックバックが、ブログのテーマとずれていた際に
表示してほしくない内容の広告が表示してしまう場合がある。
例)ファッション系ブログににアダルト系スパムのトラックバック
がある為、アダルト広告が非常に多く表示してしまう。
【対策】広告をコンテンツにマッチさせる範囲を指定する。
▼GoogleAdsenceでコンテンツマッチをコントロールする方法
(コントロールする範囲に下記を挿入する。)
強調したい場合
<!-- google_ad_section_start -->
<!-- google_ad_section_end -->
無視させたい場合
<!-- google_ad_section_start(weight=ignore) -->
<!-- google_ad_section_end -->
※説明:コメントのgoogle_ad_section_startの後に
(weight=ignore)を入れます。
4.クライアントにとっての問題
広告の掲載されているページを特定することが非常に困難
サイト利用者によって表示される広告が違う為、広告主が自社の
広告の表示を確認できない。
サービス一覧
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最終更新:2009年04月06日 15:43