ゲオルク・ローズバーグ
62/Male/180cm/ローズバーググループ会長
ローズバーググループ会長。元々はトゥルクにて小さな薬局を営んでいたが、31年前に新薬を開発して以来、歴史的な立身出世を遂げて今に至る。
因みにその過程で薬品の大量生産体制を確立し故郷トゥルクの伝統製薬を斜陽に追い込んだ事から、今でも街の人間から恨みの眼を向けられている。
今や世界最大規模の巨大企業となった「ローズバーググループ」の総帥。
しかしその裏では黒い噂が絶えず、かつてない成功の陰では幾人もの人間を葬ってきたとも言われる。
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ネタバレ |
シリアの父でレイクの祖父。妻とは娘が幼い頃に別れている。
パーソンだが、フェジテから選ばれた実験体。
実験として投与された薬(フェジテの技術)をグラウンドで売り、巨万の富を得た。一人娘であり共を苦労を積んできたシリアに対しては歪んだ愛情を注いでいた。
処女を失ったシリアに対しては豹変し、穢れたシリアとシリアを誑かしたユアンの血が流れるレイクを怨んでいる。
しかし、フェジテからのセラフィックブルー本体保護の圧力があったのかレイクはヴェーネに関わるまで命を狙われる事はなかった。
失われたシリアの処女性(自分だけのシリア像)を求めてシリアのクローン「 ヴィルジニー」を作り、「娘」である彼女に自分を守らせていた。また自身もヴィルジニーを溺愛していたが、後述する出来事からヴィルジニーに用済みを言い渡した事で自身の破滅を招く事となる。
物語後半でエンデに唆されてモーガンと衝突、解放戦争を引き起こし、空中要塞ラージュを率いてフェジテへ攻撃を仕掛けようとした。その際ヴェーネがシリアのセカンドカーネルであること・彼女がシリアの魂を宿していることを知り、完全な「娘」を作る為にレイクたちが乗っていたオーグの飛行艇「ロアノーク」を撃墜し、その際にヴェーネを拉致する。その際ヴィルジニーに用済みを言い渡したが、それが原因でヴィルジニーから憎悪されるようになり、彼女がレイクの側に付き自分を討つという事態を招く事になってしまう。
レイクがヴェーネを助けに来た際にエンデの力でガイアキャンサー「ゲルトラウト」と結合させられるが、ガイアキャンサーと化してもそれを悲観する事はなく、逆に強大な力を得たことを喜び、その力でレイクを圧倒する。しかしその直後駆けつけたヴィルジニー達に倒され、更にはエンデに見限られてしまい、ラージュの崩壊に巻き込まれてしまった。その後は死亡したかに思われたが、体が崩壊しかけた状態になりながらも生き延びており、レイク達が乗ったブルーウイングに追いつきレイクとヴェーネに襲い掛かる。しかしその直後にセラフィック・トランスを発動したレイクによって相討ちに近い形で倒された。
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最終更新:2014年07月31日 16:37