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OP 神々の戯れ


エターナルスフィア内にもFD界にも存在しない、歪みの空間。
本来ならば何者も立ち入る事の出来ない次元から、二人の神が複雑そうな表情で本編を監視していた。

「今まで口を挟まずに見てきたが……」
「まさかこれ程の年月を経ても完結しないとはね……」

殺し合いの中、何を血迷っているのかメイド服の少年の尻を見て思いっきり動揺しているプリン頭の様子を眺めながら、二神は溜め息混じりの息を吐き出した。

ガブリエ・セレスタ。
イセリア・クイーン。

まさかAAAロワを読んでいながらにして、彼等を知らない者はいるはずもないので説明は省略である。
ただこの二神、ゲームによって外見に多少の差が生じるので、

ここでは ラジアータ仕様 である。

と、それだけは明言させて頂こう。

「いい加減に待ちくたびれたわ。原作だったら初プレイから1、2ヶ月もすれば出番が来るのに。6年よ、6年」
「確かにこのままでは完結など訪れそうにない。ここでの我々の出番など所詮は幻想に過ぎないのか」

殺し合いの中、何を血迷っているのか少女二人を見つけて着衣を脱ぎ始めた時空剣士とやらの様子を眺めながら、二神は頭を抱えて項垂れた。

「……そうね。このままじゃ完結は訪れない。だったら、もう諦める頃合いなんじゃないかしら?」
「……諦める?」
「そうよ……もう諦めるのよ! もう待つ必要なんてありはしない。我々は我々で動きましょう!」
「つまり、このセラフィックゲートを出してしまうと?」
「その通りよ!」
「しかし、我々は今まで隠しダンジョンは本編が完結――――」
「完結するわけないでしょう!?」

食い気味の力強い断定と凄まじい剣幕に、思わずガブリエは黙りこみ唸ってしまった。
緑色の舌を覗かせ、イセリアはひたすらにまくし立てる。

「いい? 6年よ? 6年っていったら小学校に入学して卒業出来ちゃう年月なのよ!
 初期からいた書き手もそれに合わせたかのようにほとんど卒業していなくなってしまった。
 AAAなんてマイナー単一コンセプトじゃあ新規書き手も望めない。
 書く者がいないのにどうやって完結させるっていうの!?」

すみません。
思わずガブリエは頭を下げたい衝動に駆られる。
いや、それはもしかしたら書き手陣の想いが伝染したのかもしれない。

「答えは分かりきっている。あの本編の完結なんて夢物語なのよ!
 でもね、私は真の絶望を味わわせる側なの! 味わわされるなんてまっぴらなの! 分かるでしょ!?」

そうだ。
全くもってイセリアの言う通りなのだ。

「だからもう私は待つなんて無理。
 勝手に始めさせてもらうわ。
 この――――最強の称号を手に入れる為の戦いを!」

イセリアの右手に持つロッドが振り上げられる。
と、中空に幾つもの文字と名前が列挙されていく。








【スターオーシャン2】15/15
 ○クロード/○レナ/○セリーヌ/○アシュトン/○プリシス/○ボーマン
 ○ディアス/○レオン/○オペラ/○エルネスト/○ノエル/○チサト/○シン
 ○ミカエル/○ガブリエル


【スターオーシャン3】15/15
 ○フェイト/○ソフィア/○スフレ/○クリフ/○ネル/○ロジャー/○マリア
 ○アルベル/○アドレー/○ミラージュ/○クレア/○ノートン/○ビウィグ
 ○ヴォックス/○IMITATIVEブレア


【ヴァルキリープロファイル】13/13
 ○レナス/○アリューゼ/○レザード/○ルシオ/○メルティーナ/○ジェラード
 ○夢瑠/○ロウファ/○エイミ/○洵/○ブラムス/○ロキ/○フレイ


【ヴァルキリープロファイル2】2/2
 ○アリーシャ/○ルーファス


【ラジアータストーリーズ】8/8
 ○ジャック/○リドリー/○ガンツ/○エルウェン/○ガウェイン/○ミランダ
 ○ガルヴァドス/○ルシオン


【テイルズオブファンタジア】9/9
 ○クレス/○ミント/○チェスター/○クラース/ ○アーチェ/○すず
 ○ダオス/○デミテル/○ジェストーナ









「参加者名簿? 本編と全く同じ参加者で行うというのか?
 だが、イセリアよ。それでは少々物足りないのではないか?
 本編には出られなかった者や、この6年で発売された新作からも出した方がいいのでは――――」

ふと、ガブリエは言葉を切った。
文字の列挙が、ジェストーナの後にも続く事に気付いたからだ。












【書き手枠】阿修羅稲綱落としくらい(ただしAAA関連キャラに限る)

以上???名











名簿はそこで終わった。
しばしの絶句の後、ガブリエは漸く口を開く。

「…………縦か? 横か?」
「横よ」































レジス村長とナール町長の沈黙合戦が行われています。
しばらくお待ちください。

         l    ィ.!.:::::::::::::::::i i:::::::::i ヽ ヽヽ
        / /.   .l::;;|:::::::::::::::::i i:::::::::ト、 i  }ヽ
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        l : /l ::|ハ::{  ≠     '       }ヽl
        l :/ l :: ィト   ー― '    ,!  !
        /  l :/ l              ,イ
           レヽl''l个:.、       /ハ
              V ヽ`T - イノリ
             /  ∥ =只= ∥ ヘ
             i  /   ´ `   ヘ  i
              ゙、 ヘ.___,ヘ__,ノヾr’
              |=.|.| | ´╂`.| |..|.=|
              | | | |,・╂>.|,| | i
               ; ,|//.・╋> ;ヽ| i.


























































「…………しかし、それをどうやって完結させるつもりだ?」
「完結? しなくていいじゃない」
「した方がいいだろう」
「そうね。でも考えてみて。
 AAAの原作ゲームでもセラフィックゲートに辿り着くプレイヤーは多いわ。
 でも、そもそも皆が皆ゲーマーじゃないのよ。あまりの難易度にそこでクリアを挫折するプレイヤーも多い。
 つまり、本編と違ってセラフィックゲートの冠を掲げている以上、完結まで持っていく必要は微塵も無いのよ」
「むう」
「大体本編が完結しないのに贅沢言わないの。
 ここまで来たら楽しんだもの勝ち。AAAらしくていいじゃない」
「そうかもしれぬが……」
「ああ、じゃあ分かったわ。これでどう?」

再びイセリアのロッドが動き、空間に一つの歪みが発生した。
その中を覗き見るガブリエが、再び唸り声を漏らす。

「打ち切りではないか」
「ヴァルキリープロファイルでもあったんだから文句は言わせないわ。
 誰が何と言おうとこれもエンディング。完結の内よ」
「むう」
「それじゃあ、始めましょう!」

宣言と共に、空間が震える。
歪みは更に広がり行き、神々の姿をも歪ませる。
そこに何が存在しているのか。最早認識出来る者は神々のみ。
その歪みの中から――――声が響いた。



「さあ、ここに集え勇者達よ。
 そして戦え。『最強の称号』を得る為に」



             AAAキャラバトル・ロワイアル in SeraphicGate 開幕



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最終更新:2013年03月27日 22:12