エディソン・バリオス
背番号65 投手 右投右打
- 2011年7月末に、ブラゾバンと一緒に入団したベネズエラ出身の投手。
- ホークス入団以前は関西独立リーグ・神戸に所属し、2011年にはリーグトップの6勝をあげて前期優勝に貢献。優秀賞も受賞した。
- 最速152km/hのストレートのほか、スライダーやシンカー、ナックルカーブなどが武器。来日3年目にして迎えたプロ初登板では、複数の解説者からその投球スタイルを「日本人投手のよう」「日本ナイズされている」と言われた。
- 多少スペ体質疑惑がある。
- プロ野球記録タイである17試合連続ホールド達成者(パ・リーグでは新記録)。
- 入団後は二軍で3試合の登板に留まると、オフに育成契約となり背番号も「69」から「142」へ。2012年シーズンは6月に右ひじ靭帯を手術し、一年間をリハビリにあてることになってしまった。
- 2013年6月に実戦復帰すると、7月30日に支配下登録へ。「7」と「8」しか背番号の空きがなかったこともあり、新背番号は投手としてはかなり珍しい一ケタ「7」となった。8月18日に帯広で行われたハム戦で、プロ初登板すると5回2失点と気持ちの入った投球をし、味方の援護もあって初勝利を飾った。手術明けということもあり、間隔を空けながらの登板となったが来季に期待を持てる一年とした。
- 2014年シーズンからは背番号が「67」へ変更となり、前年以上の活躍が期待されたものの外国人枠の関係で出場機会が限定。さらに良いアピールができず、11月5日に退団が報じられた…のだが翌年1月6日に育成契約としてチームに残ることが判明。3年ぶりに再び背番号「142」を付けることになった。が、オープン戦で結果を残したため、三たび支配下登録に。背番号は「65」となる。
- 2015年シーズンは、五十嵐の出遅れもあって開幕一軍に名を連ねると、セットアッパーとして抜擢。5月8日には13試合連続ホールドのパ・リーグ新記録を、5月20日には藤川球児と並ぶプロ野球記録タイの17試合連続ホールドをマークし、球史に名を刻むことになった。
エピソード
- リハビリを共に過ごした和巳からは「バリちゃん」と呼ばれ、初勝利の際にも祝福されている。
- 既婚者で、息子と娘さんが一人ずついる。家族を母国に残してしばらく単身赴任状態であったが、支配下登録を機に呼び寄せたそう。
- ホークスにかつて在籍したアレックス・カブレラの息子と、母国ベネズエラでバッテリーを組んでいたことがある。
- 日本語を勉強中で、新聞によると2012年の時点で「オー、フジオカ!」「サカタ!ゲンキカ」「アメ、ヨワクナッタネ」など喋っている様子が確認されている。ムヨンやトゥーシェンに続き、この人もばっさんより日本語が上手いのか…?中原大らと焼き鳥を食べに行ったりとチームに溶け込んではいるようだ。
- 好きな食べ物はカピバラ。本人曰く「ワニのような味」だそう。旬は4月。今村一岡大瀬良「」
- 初勝利の翌日には新聞に「カピバラ男」というド直球な見出しが散見された。
- 親戚には音楽を生業や趣味にしている人が多く、バリオス自身もボンゴやドラムが得意なのだとか。
最終更新:2016年10月24日 23:49