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背景設定① 神話の時代
遥か昔……それこそ、この世界が創造されて間もない頃の話。
世界には、昼の間の世界を守る、太陽の化身たる金の種族と、夜の世界を鎮守する、月の化身たる銀の種族の、二つの種族しかいなかった。
二つの種族は、始めの頃こそ互いに認め合って暮らし、創造主が造り残した世界の細かな部分を形作っていったが、時がたつにつれ、だんだんといがみ合うようになっていった。
金の種族が「我等こそ、創造主にもっとも愛された種なのだ」といえば
「我々こそ、創造主の遺志を継ぐ種である」と、銀の種族が主張する。
なぜそのようないがみ合いが生じてしまったのか、長いときが過ぎ去ってしまった今では定かではないが……とにかく、始めは小さな言い争いに過ぎなかったそれは、お互いの種族の間に小さな亀裂を生じさせ、そしてそれがだんだんと広がってゆき……ついには世界を二つに割っての種族間戦争へと発展してしていった。
元々互いの力は拮抗しており、億劫にも匹敵する時間と世界を埋めるほどの犠牲を払っても、その決着はつかなかった。
二つの種族は疲弊し、その強大な力も徐々に磨り減っていった。
また、時を経ることで薄まった彼らの血を継いで、現在につながる様々な種族が誕生していった。彼らには彼らの先祖ほどの力はなく、また、すでに風化しつつあった争いの理由にも賛同しなかった。燃え盛っていた争いの火は、油の切れたランプの炎のようにゆっくりと小さく、弱くなっていった。
互いに疲れ果てた二つの種族は、互いの間に一応の休戦協定を結び、争いを終結させた。その頃には、世界には現在のような様々な種族が生まれ、それぞれ独自の生活を営んでおり、また彼らの力も永き時の中で風化しつつあったので、力を蓄えるために休息が必要だったのだ。こうして、長く続いた争いの時代は終わり、世界は一時の平和な時が流れたのだった……

背景設定② 現在の世界・現在の種族
年代設定は中世の王道ファンタジー(SWとルナルを足して2で割って、七つの月と神様の要素を抜いた感じ)世界の名はビースタニア、様々な種類の動物、そして”獣人”たちが暮らす世界です。
世界には幾つかの国があり、それぞれ特色ある国風(っていっても考えてませんけど)を持っています、国によっては銀の種族寄りの政権だったり、金の種族贔屓の王権国家なんかがあってもいいかも知れません。
現在のところ、この世界にいる獣人族を大別すると次の七つに分かれます

  • 犬族:狼族、狐族なども含みます、一説には金のG・フォックス(ナインテール)よりの血統を持つものと、銀のS・ウルフ(フェンリル)よりの血統を持つものがいるとされています

  • 猫族:武断的な肉食系猫族と、比較的温和な雑食系猫族に大別されます。前者はG・フォックス(ナインテール)由来の血統を持ち、後者は通常S・キャット(ケットシー)よりの血統を持ちます

  • 鳥族:G・クライン(フェニックス)かS・オウルの血統、およびその混血の種族です。

  • 兔・鼠族:様々な種族間での混血が進み、血の力の劣化によって生まれてきた種族です。だからといって彼らの底力は侮れません。なぜなら繁殖力や環境・社会適応性が非常に高く、現在世界でもっとも多い種族だからです。

  • 蜥蜴族:金と銀の種族のそれぞれの首長たる、G・ドラゴンおよびS・ドラゴンの末系に当たる種族です。硬い鱗と鋭い爪/牙をもち、特殊なブレスを吐く物もいます

  • 水棲族:G・サーペントの血が薄まって、様々に分化した種族です。だからといって必ずしも金寄りの種族ばかりではありませんが

  • 馬族:牛、羊、ヤギ、サイなども含みます。銀のS・ホーン(ユニコーン)か金のG・ウイング(ペガサス)の血統を持ちます。

さて、ついでに金と銀の種族の説明についてもやってしまいます、合計10種族ですが、現在主に活動しているのは4種族のみで残りの6種族は絶滅寸前の希少種となっています。彼らを特に呼称する時には”神族”という言葉を使うことがあります。

金の神族
G・ドラゴン:文字通り、黄金に輝く鱗を持つ巨大なドラゴンです。強力な閃光の吐息(レーザーブレス)を操る種族です。現在では希少種になっています

G・クライン(フェニックス):黄金色の炎を纏った鶴です。もっとも近年は血が劣化してきているせいか始祖直系の子孫以外のまとう炎は普通の色をしていますが。お約束というか、彼らの血には死者をも蘇らせる力があるとかないとか。

G・フォックス(ナインテール):黄金色の毛皮を纏う九尾の狐です、知能にも長けますが気性は割と荒い方です。その体から放たれる輝きは心を惑わせる力があるとされています。現在でも割と数の残っている神族の一つです。

G・サーペント:黄金の海蛇です、太古の戦いでS・オウルの仕掛けた罠にかかって滅亡寸前までに追い込まれました。もっともその時罠にかけた側にも大損害をあたえましたが……。深海の奥深くに潜んでいるのか最近その姿を見たものはおらず、絶滅した種族なのではないか、という噂もあります。

G・ウイング(ペガサス):黄金色の翼を生やした馬です。温和な種族で早い段階から金銀の争いから距離を置き、中立を守りました。それが原因でG・ドラゴンにその力を奪われてしまいました。現在では希少種ですが、もし見かけることがあっても彼らの翼は金色ではなく別の色をしていることでしょう。


銀の神族
S・ドラゴン:G・ドラゴンと対を成す白銀のドラゴンです。彼らは音波衝撃波をブレスの代わりに操ります。現在では希少種です

S・ウルフ(フェンリル):白銀の毛並みを持つ狼族です、一説には金の陣営を裏切った一部のナインテールたちが、S・ドラゴンから銀の力を与えられて生まれた種族だとされています。彼らの咆哮には恐怖の魔力が込められており、敵を竦みあがらせます。通常”フェンリル”という俗称は蔑称であり”裏切りの種族”というニュアンスを含みます。

S・キャット(ケットシー):白銀の毛並みを持った猫系の種族です。こちらは俗称の方が有名で、現在でもそこそこの数が生き残っています。彼らの特徴はその声に込められた魔力、彼らは呪歌(カース)や祝詞(ブレス)と呼ばれる歌を歌うことで様々な奇跡を起こすことができます。そのため、国家の中枢に深く関わっていたりすることもしばしばです。

S・オウル:銀の羽を持つフクロウです、その卓越した知略を生かして種族間戦争の最中にG・サーペントを罠にかけ、殲滅を図りましたが、自分達の種族も大打撃を受けて衰退、現在では、すでに絶滅した種族なのではないか、という噂も立っているほどです。

S・ホーン(ユニコーン):頭頂部に白銀の角を持つ馬です、非常に温和な種族でペガサスと同様に早い時期から中立を宣言しました。もとより数が少なく、また最近では治癒効果のある角を乱獲するものも出始めたため、とても数の少ない種族です。

背景設定③ 魔法とかについて
地水火風の精霊の力を借りた魔法は普通に実用化されています。傾向として金の種族は炎、銀の種族は風の魔法を良く使い、普通の人々もその血統によって得意な属性系統が決まっていたりします(水棲系なら水系はきっと得意でしょうし、鳥系なら風の魔法が使えてもよさそうな気がしますよね)
宗教などは特にありません(一応、世界は創造主と呼ばれる誰かが作った、という統一見解はありますが、だからといって全ての人々が創造主信仰をしているわけじゃありません)物好きな人は神族を信仰の対象にしたりしていますが、あまり一般的ではありません。
もっとも一般的な信仰は太陽や月など、天体を奉ずる信仰です。太陽信仰に関しては現在金の種族の中でもっとも数の多いナインテールが、月信仰に関しては銀の種族の中で最も多くが生き残ったケットシーが中心となって教団を作っており、割と無視できない勢力になっています。

背景設定④ 他の種族はいないのか
発想さえあれば付け加えはいくらでもできると思います。俺が思いつくのはこれくらいです

背景設定⑤ 普段はどんな感じ?
基本的に獣人は”人間形態” ”半獣形態” ”獣化状態” の三種類の状態をとることができます。
大抵は人間形態(それでも、耳とか尻尾とか特長的な部分は残りますが)で、普通の人間と変わらない暮らしをしています、なお、この世界にただの人間はいません。

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