【試験対策にあたって】
後期に入り、初めて医学部らしい専門科目のひとつ「人体の構造」が始まっています。
既に講義の半分は過ぎ、「解剖」「発生」の大項目が終わりました。今週から「組織」が始まります。
寒い冬に負けずに頑張りましょう〜。
この専門科目の勉強内容は国試までつながり、6年間におよぶロングランの講義・実習の「基礎」として必須のもので、皆さんの試験対策にあたっては、他の共通教育科目や基礎科学系科目とはおのずから取り組み方が異なるものと思います。
諸先輩や医師の方とお話させていただくと、「人体の構造」など低学年次での基礎的な勉強は「もっと真面目にやるべきだった」「後で勉強し直そうとしても時間がない」など、後悔の念を抱かれている方もいらっしゃるようです。もし仮に試験対策に使う時間とエネルギーを最小化し、ギリギリで試験に通過するだけを目指すなら、いずれ進級・国試におおきな負の影響を及ぼすことになりかねません。
あらためてこの科目を勉強するまえに、「人体の構造」の長い目で見た特徴(意義?)は以下のように個人的に(50e島田)は思っています。
- 2年前期の解剖実習で必要な知識(グループの他メンバーに迷惑をかけないためにも)。
- 今後、医学を勉強していくうえで必須の基礎的な知識であり、より高度な内容を理解するうでも必要不可欠。
- 高学年で正常構造を知る講義はほとんどなく(病理に特化していくため)、物理的に独学する余裕も十分あるとは言えない。つまり腰を据えて勉強できるのは今しかない。
以上、勝手に考えていることではありますが、モチベーションの一端にでもなれば幸です…。
【試験対策の基本】
他の科目と同様、以下の通りと思います。
ただ、試験内容について、厚労省の配下のもとで医師として必要な知識は定められており、そこから大きく逸脱した内容や過度に専門的な知識は是とされるものではないですが、教官の嗜好でそういった内容が出題される懸念もあります。
とはいえ、全体への割合は小さく、高得点を狙う方以外は関心のないところかもしれません。
要するに当たり前ですが「基礎的な知識を得ること」が重要なので、基礎的な知識の網羅されている参考書籍「人体の正常構造と機能」と、授業内容の重なる部分が必須の部分になりますし、この部分が試験のほとんどの内容を占めているようです。
1/24 13m本試験アップ
皆様お疲れさまでしたー。撃沈…(シケタイとしても、個人的にも…)という感が否めません。。。
今回は傾向に大きな変更があり、解剖発生については過去問対策等あまり有効でなかったかと…。
- 配点〔 解剖発生:組織 = 50:50 〕
- 解剖発生〔 穴埋め式 → 記述式 〕
- 組織の難化?
来週中には追試者発表があると思います。それまではしばし休息。
過去追試は本試そのままの部分が多いようですが、今回の変更があったからには何とも言えません。
解答のアップもなるべく早めにしたいと思います。
1/27 解答例アップ(速報)
解答例をアップします。試験後に早速着手していただいたT川さんに全面依存したかたちとなりました。
ありがとうございます。
ただ、誤字脱字、内容の二次チェック等不完全な状況ですので、それらが見つかり次第追加情報としてあげていきます。
ご指摘ありましたらご連絡ください。
また、追試情報(対象者の決定日、追試験の実施日)については現在、佐々木先生に問い合わせ中です。
1/27−(2)追試情報
佐々木先生に伺いました。内容は下記。
- 3週間以内に追試者を発表する(現在、3分の1程度は採点済み)
- 発表から1週間程、金曜2コマ目で追試験を行う
- 60点未満は追試験対象者となる(追試者の人数の過多に関わらず、またボーダーを上げたりもしない)
- 得点が50点台の場合、第8回の特別授業の出席点(1回目の出席からいた場合は10点)を加点して救済する
※授業内で2回出欠を取ったが、2回目の出席のみの場合、加点分はかなり低い(2〜3点?)
- 追々試まで行い、2月末がデッドラインとなる
- 追試験の内容は、本試験とは変える
- 解答は明らかに間違っていない限りは寛容に採点する(例えば、尿管を通る構造に、陰茎海綿体をふくめてもよい等)
先生からのメッセージとしては、「自己採点して60点未達の場合、追試験のための勉強を始めよ」とのことです。
先生としても今回の試験はそれまでより難しいというご認識でした(追試者の人数も40〜50人を想定)。
また、例年、「解剖が出来なかった人は組織もできない」という傾向がみられるそうです。
いずれにせよ、厳しめの自己採点が必要です。
2月に旅行の予定がある人など、松本を離れる予定の人には厳しい状況かもしれませんが、
万が一追試験となった場合に、くれぐれも追試験を逃さないようにお願いします。
2月末に追々試験の結果のデッドラインとなるので、逆算すれば、
来週末(2/7まで)に発表、その翌週(2/14金)に追試、という流れが予想されます(あくまで個人的に)。
【注意&お願い】
全体に関わることについて個別に先生に聞くと、先生としては何度も聞かれるので迷惑となります。
心配なのは分かりますが、他にも同じように心配している同級生もたくさんいるでしょうし、
なにより聞かれた先生サイドのことも想像してください。
試験対策委員で集約して確実に対応しますので。全体に関することであれば、かならず試験対策委員を通してください。
よろしくお願いします。
1/30 追試とその他情報(佐々木先生に伺ってきました)
追試の点数にボーナス点は含めない。
個人的な理由での追試の考慮も認めない(心配するなら、もっと勉強しとけ、とのこと)。
今年の出来は解剖、組織ともに悪かった(←察してください!)
組織はいつもこんなことないのに、どうしてだろう?、とおっしゃっていました。
追試は2/14だろうね、とのこと。
2/14 追試験実施
追試験問題をアップしました。
次回の追々試で最終となります。2/24(月)です。
基礎棟4Fミーティングルームで10時40分〜となります。
最終更新:2014年02月20日 11:53