【ワンピース ネタバレ考察】最新1107話考察 黒ひげの狙いが「世界」なのは予想通り 善悪逆転【ONE PIECE SPOILER】2024年2月20日

※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の考えでは『進撃の巨人』は『ONE PIECE』の核となる設定をパクった作品です。

したがって多くの共通点があり、『進撃の巨人』で考察した内容の多くがそのまま『ONE PIECE』に当てはまると考えます。

 

 

『進撃の巨人』の考察で、私は「世界そのものが何度も再生されている」と書きました。

『進撃の巨人』の世界は「何者かに創造された世界」で、いわば「何者かの脳内」であり「世界が丸ごと再生されているので疑似ループしている」ということです。

その証拠が「ミカサ誘拐事件でナイフについた血痕の変化」。

ナイフについた血痕の形が、特定のカットだけ違う形になり、また元の形に戻るのです。

第118話「騙し討ち」 まだ誰も気づいていない伏線(3)マフラー無しはミカサのチャーム発動フラグか?」を見ればわかるように、アニメでもわざわざ原作通りに血痕の形を変えています。

つまり原作チームの作画ミスではないということです。

 

 

作品の特質と整合性を考えれば、「このシーンでループが起きている(何度も同じシーンを繰り返している)ので血痕の形が一瞬だけ変化した」と考えてよいでしょう。

その後の主人公エレンの行動を見ても、明らかに先の展開を知っていて、小屋の内部についても知識があると匂わされており、エレンが何度も失敗して”正しい行動”を学んでいったことが類推できます。

ちなみに「この時エレンはループのどこかで誘拐犯に殺されている」というのが私の説で、これは「第1話のルフィが一度死んでいるのではないか」という説に繋がります。

 

 

私は『ONE PIECE』も同じように「創造された世界」であり、「好きな世界を創造する能力」があると考えてきました。

その能力者が、現時点では「創造主」と呼ばれるイム様だと考えられます。

また、その正体は電伝虫。

電伝虫の核(コア)か、人(子供)と電伝虫の核が合体した姿だと考えています。

電伝虫は人の言動に反応して「話している人の真似をする」。

世界も「電伝虫が万物の真似をしている」のです。

参照:【ワンピース ネタバレ考察】まだ誰も気づいていない伏線:イム様の正体は電伝虫【ONE PIECE SPOILER】

 

 

世界も人も電伝虫でできているので、電伝虫を支配するイム様は全世界の情報をリアルタイムで把握している。

また、電伝虫の司令塔であるイム様はその気になればすべての電伝虫を粒子に戻して、一瞬で世界を崩壊、再生できる。

全ての人の発言はイム様に盗聴されており、「世界の秘密を口にするとネタバレしたと見做されて今の世界を滅ぼされてしまう」。

だから五老星はイム様に逆らえず、本心はどうあれ口では人を差別し、虫けらだと言って侮蔑しなければならない。

 

 

「何でも願いが叶う」世界創造システムがあるのだから、その争奪戦になるんだろうなあと、『進撃の巨人』の頃から予測していました。

第1107話で黒ひげの狙いが「世界」だと判明したので、黒ひげの目的はイム様から電伝虫の核を奪って「世界の創造権」を奪うことだと考えます。

 

 

黒ひげは体が”異形”で「複数の魂や脳あるいは心臓」を持っているので、「天竜人システム」が必要ない可能性もあります。

今はイム様と一定数の「疑似子供」天竜人で世界を維持していますが、黒ひげ一人で世界を維持できるのかもしれません。

 

 

しかし、その場合は黒ひげはクルー達を裏切って、自分一人で世界を支配する可能性が高い。

黒ひげ一人で複数の人間がいるのと同じなのですから。

 

 

つまり、黒ひげの目的は「全世界を自分の独裁国家にすること」です。

全ての島も国も無くなり、故郷という”つなぎ目”も無くして、世界を一つのシームレスな独裁国家にする。

それが黒ひげにとっての”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”です。

 

 

逆に言えば、クルーには黒ひげが裏切らない保証が必要になります。

たとえば黒ひげには弱点があり、必ず他人の助けが必要だとか。

それが未だ詳細が不明なラフィットの役割なのかもしれません。

 

 

黒ひげやそのクルー達はなぜそこまで国にこだわるのか?

これも『進撃の巨人』の考察内容ですが、『ONE PIECE』の世界が「善悪が逆転した世界」だからです。

現実の歴史の敗者が、この世界では勝者側になって世界を支配している。

 

 

私がなぜ事前に「OVA『ジャイアントロボ』は善悪逆転劇」と書いておいたのか。

『ONE PIECE』は同作の手法を取り入れて構想された作品だと考えているからです。

そしてその『ONE PIECE』のトリックや物語をパクったのが『進撃の巨人』だというのが私の考えです。

 

 

黒ひげの子供時代の絵を見ると、貧しい生活だったことが想像されます。

黒ひげは現実の歴史では勝者側だったのに、この世界では敗者。

だから黒ひげが集めたインペルダウンの存在を消された囚人たちも、大航海時代を中心とした歴史の闇を象徴する事件や国を集めているのです。

そしてそこに『週刊少年ジャンプの闇の漫画たち』を重ね合わせているのです。

 

 

つまり、黒ひげは今の世界をひっくり返そうとしている=現実の歴史の闇に戻そうとしているので、「ロジャーの夢のネガ」だと言えます。

対してルフィは「ロジャーの夢のポジ」でしょうか。

そして黒ひげかルフィがイム様の代わりになりかけたときに世界を横取りするのがステリー王というところでしょうか。

最終更新:2024年02月20日 03:35