敬翔

敬翔

?-923
唐末・五代の官人。後梁の宰相。黄巣の乱に際して朱全忠に仕え、文事によって朱全忠を支えた。後梁が成立すると宰相となったが、朱全忠が殺されると病と称して政務に関わらなかったが、後梁が李存勗の侵攻を受けて滅亡の危機に瀕すると、改めてたびたび献策するも受け入れられず、李存勗が後梁を滅ぼすと自殺し、その一族は皆殺しにされた。妻の劉氏は、もとは尚譲の妾で、尚譲が時溥に誅殺されると時溥の妓女となり、朱全忠が時溥を倒すと、朱全忠の妾となった。敬翔が妻を失うと後妻となったが、朱全忠との関係はそのままであったから、妻に対して酷薄であった。妻は敬翔に「尚譲は黄巣の宰相で、時溥は国家の忠臣でした。あなたの家に到っては論ずるに足りないのに、どうして私を辱めるのですか」と言ったという。

列伝

『旧五代史』巻十八 梁書十八 列伝第八 敬翔

外部リンク

维基百科,自由的百科全书 敬翔(中文)
https://zh.wikipedia.org/wiki/%E6%95%AC%E7%BF%94

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2023年07月13日 11:34
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。