何履光

何履光　かりこう

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盛唐の武将。嶺南節度使。崖州の人。すなわち唐代における高級官僚で唯一の海南島の出身者である。天宝八載(749)、十道の兵を率いて南詔を攻撃した。南詔の境を定め、安寧城および塩井を奪取し、再度馬援の銅柱を立てて帰還した。天宝十二年(753)に嶺南五府の兵を率いて南詔を攻撃し、嶺南節度使となった。天宝十四年(756)安史の乱がおこると、虢王李巨の指揮下に入った。

本紀・列伝・史料

『新唐書』巻五 本紀第五 玄宗 天宝八載十月乙丑条
『新唐書』巻二百二十二上 列伝第一百四十七上 南蛮上
『資治通鑑』巻二百十八 唐紀三十四 粛宗 至徳元年五月丁巳条

外部リンク

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