嗣岐王珍
?-761
中唐の宗室。嗣岐王。薛王
李業の子。岐王
李範の子の
李瑾が早世して後継ぎがいなかったため、嗣岐王となった。宗正員外卿となり、蔚州鎮将の朱融と親しかった。朱融が李珍が玄宗に似ていると言い、金吾将軍
邢済に仄めかしたところを密告され、朱融は誅殺され、李珍も死を賜った。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
『新唐書』
巻八十一 列伝第六 三宗諸子 恵文太子範 嗣岐王珍
『旧唐書』巻九十五 列伝第四十五 睿宗諸子 恵文太子範 珍
外部リンク
最終更新:2023年10月15日 15:24