梁粛
752-793
中唐の官人。字は敬之、または寛中。官位は右補闕にのぼったから「梁補闕」と称される。
李華・
独孤及の門人。隋の刑部尚書の梁毘の五世の孫。文辞清麗科に合格し、太子校書郎、右拾遺、修史、監察御史、右補闕・翰林学士・皇太子諸王侍読を歴任した。著作に『梁粛集』二十巻がある他、天台宗の湛然に帰依し、『天台智者大師仏隴道場記』『天台山智者大師別伝論』『止観統例』を著し、前者二著は最澄が、後者一著は円珍が請来した。『新唐書』に伝があるほか、碑銘が『全唐文』にみえる。
列伝
『全唐文』巻五百二十三
崔元翰 右補闕翰林学士梁君墓誌
参考文献
外部リンク
最終更新:2023年11月20日 22:54