李可及
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晩唐の官人。俳優であったが音律・諧謔に優れて懿宗の寵愛を得て、咸通八年(867)左威衛将軍に任じられて専横を極めた。咸通十二年(871)に
同昌公主が薨去すると、懿宗は大いに悲しみ、李可及は『嘆百年曲』をつくって慰めた。後に
崔彦昭の弾劾を受け、嶺南に流されて死んだ。
列伝・史料
『新唐書』
巻一百八十三 列伝第一百八 崔彦昭
『旧唐書』巻一百七十七 列伝第一百二十七 曹確
『唐会要』巻五十二 識量下 忠諌 咸通八年条
『太平広記』巻第二百三十七 奢侈二 同昌公主
外部リンク
最終更新:2024年01月04日 22:31