孫偓 そんあく
844-919
晩唐の宰相(在任895-897)。字は龍光。
孫景商の子。
孫儲の兄。進士に及第し、戸部侍郎同中書門下平章事(宰相)となって、門下省に遷り、鳳翔四面行営都統となった。乾寧三年(896)礼部尚書・行営節度諸軍都統招討処置等使を兼任し、楽安県侯に封ぜられた。翌年
朱朴とともに宰相を罷免され衡州司馬に貶された。赦免にあって帰州刺士となったが、
朱全忠によって太常卿に任じられた。後梁が成立すると山水に遊び、再三の任官と呼び出しに応じなかった。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2025年01月28日 01:26