蜀王李愔 りいん
621-667
初唐の宗室。
太宗の第六皇子。母は
楊妃。
李恪の同母弟。貞観五年(631)梁王に、同十年(636)蜀王に封ぜられた。岐州刺史となったが、狩猟を行って非法行為をしたから、譴責されて、封戸を半分に削減されて虢州に移された。さらに諌めた者を殴打したから、さらに黄州刺史に移された。同母兄の呉王李恪が罪となると、連座して王を廃されて庶人となり、巴州に移され、涪陵王に封ぜられて薨去した。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
『新唐書』
巻八十 列伝第五 太宗諸子 蜀悼王愔
『旧唐書』巻七十六 列伝第二十六 太宗諸子 蜀王愔
外部リンク
最終更新:2024年11月03日 01:31