竇希瓘 とうきかん
672-754
盛唐の官人。
竇孝諶の子。母は龐氏。
昭成竇皇后の同母弟。畢国公に封ぜられ、名を竇希𤤺と改めた。はじめ左散騎常侍となり、兄の
竇希球が卒すると開府儀同三司を授けられた。
玄宗の外叔父にあたり、玄宗は母を早くに失なったから、外戚を重んじ、兄弟三人を全員国公とし、実封を与えられた。子の
竇鍔は玄宗皇女の
昌楽公主を娶った。天宝七載(748)に連座して官職を停められ、田園に放たれたが、尊老であるため開府儀同三司を授けられた。『旧唐書』に伝がある。
列伝
『旧唐書』巻一百八十三 列伝第一百三十三 外戚 竇徳明 希瓘
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最終更新:2024年12月31日 23:12