李涵

李涵 りかん

?-784
中唐の宗室・官人。李少康の子。李景淑の孫。永安嗣王李道立の曾孫。関内塩池判官の時、安禄山が叛乱をおこし、まだ皇太子であった粛宗が平涼に到着すると、杜鴻漸魏少游崔漪・盧簡金とともに粛宗を霊武に招き、ここで即位を促して、粛宗擁立に功があった。浙西観察使、御史大夫・京畿観察使を歴任したが、温厚で人を摘発することがなかったから、御史大夫を罷免されて太子少傅・山陵副使となり、太子少傅が父の諱(李少康)の触れるから光禄卿に遷った。子に李鰅がいる。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。

列伝

『新唐書』巻七十八 列伝第三 宗室 永安王孝基 涵
『旧唐書』巻一百二十六 列伝第七十六 李涵

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最終更新:2024年05月02日 23:11
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