王稔

王稔 おうねん

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唐末・五代の武将。楊行密の部将。廬州の人。中和三年(883)楊行密が廬州刺史となると仕え、騎将となる。乾寧四年(897)朱全忠が光州に侵攻してくると、柴再用の部下となって威力偵察を行ったが、かえって包囲された。奮戦して包囲を解き、かえって敵の馬を奪って帰還した。功によって滁州刺史となる。順応三年(923)寿州団練使となり、寿州節度使となる。揚州に戻って統軍となり、同平章事に任じられた。『十国春秋』に伝がある。

史料

『十国春秋』巻九 呉九 列伝 王稔

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最終更新:2024年05月20日 12:07
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