令狐建 れいこけん
?-789
中唐の武将。
令狐彰の子。
令狐通・
令狐運の兄。右龍武軍使となった。
朱泚の乱で徳宗が長安を脱出して奉天に向かうと、殿軍となって従い、行在中軍鼓角使・左神武軍大将軍に任じられた。妻は
李宝臣の娘であったが、客人の郭士倫と密通したと誣告し、郭士倫を杖殺してその妻を離婚した。再度殺人により罪とされたが、勲功によって死を免れたにも関わらず、自らを弁護したため、施州別駕に貶されて卒した。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2024年06月14日 01:13