劉守光 りゅうしゅこう
?-914
唐末・五代の武将・藩鎮(第28代盧龍軍節度使)・桀燕の初代皇帝(位911-913)。盧龍軍節度使
劉仁恭の子。
劉守文の弟。父の愛妾と密通したのが発覚して勘当・追放されたが、天祐四年(907)
李思安が侵攻してくると、軍を率いて撃退し、そのまま反転して幽州を攻撃して、父を幽閉して自身が盧龍軍節度使となった。兄で義昌軍節度使の劉守文と抗争し、これを捕殺すると、次第に驕慢となり、自ら皇帝を称して国号を燕とし、年号を応天としたが、後唐の猛攻を受け、捕らえられて斬殺された。
列伝
『旧五代史』巻一百三十五 僭偽列伝第二 劉守光
『新五代史』巻三十九 雑伝第二十七 劉守光
外部リンク
最終更新:2024年07月14日 00:49