崔妃
?-756頃
盛唐の妃嬪。
代宗の即位以前の正妃。博陵県安平の人。父は
崔峋、母は
韓国夫人楊氏。
玄宗が
楊貴妃を寵愛すると、その姉の韓国夫人も権勢を得て、当時広平王であった代宗に、玄宗自らが選んで娶せた。婚儀は盛大で、二人の間に
李邈を生んだ。崔妃は母の一族の権勢により、非常に嫉妬深く、母の一族が誅殺されると、妃は広平王に従って霊武に到着したものの、寵愛は薄れ、長安が奪還されると没した。『旧唐書』に伝がある。
列伝
『旧唐書』巻五十二 列伝第二 后妃下 代宗崔妃
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最終更新:2025年01月04日 10:57