常休明 じょうきゅうめい
?-?
中唐の官人・藩鎮。曹州刺史。上元二年(762)
史朝義の将の
薛㟧と戦い、破った。東都副留守となる。大暦六年(771)八月、検校左散騎常侍、河陽三城使に任じられた。大暦十年(775)二月、河陽で軍乱がおきて常休明は追放されて牙将の王惟恭が留後となり、兵士は数日大掠奪をおこなった。同年三月
薛㟧とともに長安に参内して、素服で罪を請うた。
本紀・史料
『新唐書』
巻六 本紀第六 粛宗 上元二年建子月癸巳条
『新唐書』
巻六 本紀第六 代宗 大暦十年二月丙子条
『旧唐書』巻十一 紀第十一 代宗 大暦六年八月丙辰条、大暦十年二月丙子条、同年三月乙巳条
最終更新:2025年01月05日 00:13