宋若莘 そうじゃくしん
?-820
中唐の女性儒者。貝州清陽県(河北省清河県東)の人。
宋廷芬の長女。
宋若昭・宋若倫・
宋若憲・宋若荀の姉。文章をよくし、『女論語』十篇を著し、妹たちを教育した。貞元年間(785-805)昭義節度使の
李抱真の上奏によって五姉妹全員が宮中に入ったが、他の愛妾たちのように待遇せず、学士・先生と呼んで、詩文の唱和の際に出席した。貞元七年(791)より、宮中の書籍を管理した。
列伝・史料
『新唐書』
巻七十七 列伝第二 后妃下 尚宮宋若昭
『旧唐書』巻五十二 列伝第二 后妃下 女学士尚宮宋氏
外部リンク
最終更新:2025年01月13日 23:52